大人女子の肌の痒み、今のうちにキチンと治そう

原因がわからない肌のかゆみで悩んだり不快に思ったことはありませんか?

 

掻き過ぎて赤くなったり、痒みが気になってイライラしたり、
人と一緒にいるのに、搔きたくなったり。

 

一番困るのは、搔いたところが傷跡になって残ることです。

 

そんな、厄介な痒みについて、少しでも軽減する方法などを

ご紹介します。

 

痒みに悩む方の参考になればうれしいです。

どうぞ、最後までお付き合いくださいね。

 

 

かゆみって何

 

実はかゆみが起こる詳しいメカニズムはまだわかっていません。

 

ただ、最近の研究で明らかになった事として、

表皮と真皮の境目に痒みをキャッチする独自のかゆみ受容体があり、

それに刺激が加わることで、かゆみが起こるのではないかと考えられています

 

さらに、外的要因、内的要因が絡み痒みの原因となる

可能性も考えられます。

 

いずれにしても、まだ解明されてない事が多いのも肌の痒みなのです。

 

 

痒みはなぜ起こるのでしょうか?

 

かゆみの原因は大きく二つに分けることができます。

 

一つ目は例えばアトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚疾患による痒み。

 

二つ目は皮膚病以外の原因でかゆみが起こるケース。

内臓疾患、薬の副作用、物質的刺激、そしてストレスも痒みを引き起こす

大きな原因と言われています。

 

 

かゆみを感じたら、それ以上悪化させることはやめましょう

 

不意にやってくる痒み、かゆい!とやみくもに掻くのは危険です!

痒みを抑えるために、試して欲しいことをピックアップします。

 

・お風呂はぬるめに・・・熱いお湯は皮膚膜を破壊し、痒みを感じやすくします。

 

・入浴後すぐ布団に入らない・・・体温が上がったまま布団に入ると痒みを強く感じる事があります。

 身体のほてりを取ってから寝るようにしましょう。

 

・肌を清潔に保つ・・・汗の塩分で痒みを強く感じることも。夏はこまめにシャワーを外出先では、ペーパータオルで汗を肌の上に残さないようにしてださい。

 

・かゆみを意識しすぎない・・・痒みにイライラすると、余計に痒くなる気がすることも。他に集中できることをして気をまぎらせてください。

 

・お酒は飲まない・・・アルコールは体温を上げるので、それが刺激となり痒くなることも。飲むときは、ほどほどを心掛けましょう。

 

・ストレスの発散をする・・・好きな事やリラックスする時間を作って、ストレスを溜めないように工夫しましょう

 

かゆみを起こす物質を含む食品を避ける・・痒みを感じるときは、出来るだけ

サトイモ、タケノコ、ホウレンソウなどの痒みを起こす物質の含まれた食べ物を

摂らないようにしましょう。

 

 

身につけているものが引き起こすかゆみ

 

なんとなく痒いという時は 何かが肌を刺激したり、身につけているものによって痒みを起こしている場合があります

いつも同じような所が痒くなる、という場合は以下をチェックしてください。

 

・頭皮・・・汗で蒸れる、またはシャンプー、ヘアケア剤の成分が合わない場合も。

 

・化粧品・・・顔の痒みは化粧品によるかぶれ(接触皮膚炎)を起こしていることが考えられます。化粧品を変えた直後なら、即使用を中止してください。     

 

・アクセサリー・・・金属による接触皮膚炎の可能性があります。

 

・下着などによる圧迫・・・下着やストッキングで、圧迫されたり擦れる刺激。

脱いだとき、下着の跡が赤くなっている場合などは、締め付け過ぎの可能性も。

キチンと体のサイズに合った下着の着用を選びましょう。

 

かゆみを抑えるセルフケア

 

痒い時は掻いちゃダメとわかっているけど、我慢するのは難しいもの。

でも掻けば掻くほど、痒みはどんどんひどくなります。

掻く前に痒みを楽にする方法を覚えましょう

 

・冷やす・・・濡らしたタオルや、保冷剤などを、患部へ。

ただし、長時間当てていると、皮脂が取れ乾燥が進んでしまいます。

患部にラップを巻いて行うなど、直接、患部に触れないようにしてください。

 

・寝ている間に掻いてしまう・・寝ている間に無意識に掻いてしまう時は、

厚紙で筒を作り、その間に腕を通して寝ます。

そうすると、ひじが曲がらなくなるので、搔きにくくなます。

患部が治るまで、続けて様子をみて見ましょう。

手袋をして寝るのも有効です。

 

 

お風呂上りは先回り保湿と追っかけ保湿を

 

痒みを防ぐには、お風呂から上がったらすぐに全身の保湿をすることが大切です。

 

お風呂上りの肌は、時間が経つと水分が奪われ、乾燥が進みます。

すると痒みが出てくるので、一刻も早く、先回り保湿を行うことで

痒みをブロックします。

 

しっとり潤った肌は、触り心地が良いだけではなく、痒みも

感じにくくします。

 

さらに、乾燥しそうな部位には。

 

ガサガサの肘や膝には・・油分の多いクリームやミルクを、

保湿した後に軽くラップを巻いて、しばらく置いてください。

保湿剤が浸透して、しっとりします。

 

硬くなったかかとには・・・こちらは角質層を柔らかくする効果の高い

尿素が入ったクリームがおススメです。

保湿した後は、ゆったりした靴下を履いて、水分の蒸発を防いでください。

 

・・・乾燥して皮が剥けると出血することも。

ワセリンを塗ってラップで保湿、ハチミツでもOKです。

 

寝る前にも、乾燥し始めていないかチェック、スネや腕などが乾いていたら、

もう一度、クリームを塗って追っかけ保湿を。

 

この最後の追っかけ保湿がポイントです。

長時間、肌が潤うことで、痒みで起きたりせず、朝までグッスリ眠れます。

 

 

うるおい肌を作るアロマテラピー

 

 

乾燥などちょっとした肌トラブルのセルフケアはアロマテラピーも

おすすめです。

 

精油は鼻や皮膚を通して、体内に入った芳香成分が、心や体に作用し

リラックスさせてくれます。

 

ただし精油の中には成分が強く、かぶれるケースがある為、きちんとした知識がある人以外は香りを嗅ぐ方が安心です。

カップに熱いお湯と精油を数滴入れれば OK

良い香りを嗅いでリラックスすることも肌の健康を取り戻すことに役立ちます。

 

痒みがひどい時 治らない時は迷わず皮膚科医へ

 

いつまでも長引く痒みの自己判断は危険です。

 

放っておかずに、皮膚科医を受診しましょう。

 

受診するときの注意点は

 

これまでの症状メモしておくことが大事です。

 

・いつから症状が出ているのか。

・かゆみ以外の症状はあるのか

・使用している薬があれば、持参しましょう。

 

・それから、患部に薬を塗らないでおくこと。

メイクはしないで行きましょう。

 

症状によっては、全身の肌を診る必要があるため、ファンデで肌が隠れていると

正しい診断の妨げになってしまうからです。

 

たとえ、顔に異常がなくてもメイクは避けた方が良いでしょう。

 

 

体の中から痒くない肌作りを

 

潤いが充分にあれば、痒みも抑えられます。

 

皮膚や爪を作るたんぱく質、ビタミン、など必要な栄養素を

摂るよう心がけていきましょう

 

タンパク質

 

これを摂らないと、肌細胞を作る材料不足に。

カサカサ肌にならないようシッカリ摂取を。

 

たんぱく質を多く含む食品

 

・まぐろ赤身

・とりささみ

・プロセスチーズ

・豚ヒレ

・ゆでたまご

・鯖

・納豆

 

ビタミンA

 

動物性と植物性の食品、両方に含まれているビタミンA

肉や魚、野菜をバランスよく摂ることで補えます。

 

ビタミンAを多く含む食品

 

・とりレバー

・豚レバー

・あんきも

・うなぎ

・モロヘイヤ

・にんじん

・春菊

・あしたば

・ほうれんそう

・にら

 

ビタミンC

 

肌の健康には欠かせない栄養素です。

手早く調理して、ビタミンの損失を少なくするのがポイントです。

 

ビタミンCを多く含む食品

 

・パセリ

・ブロッコリー

・芽キャベツ

・ピーマン

・キウイ

・ネーブルオレンジ

・じゃがいも

・イチゴ

・カリフラワー

 

ビタミンE

 

みずみずしい肌にビタミンEは不可欠です。

ビタミンCと一緒に摂ることで、アンチエイジンにも

効果があります。

 

ビタミンEを多く含む食品

 

・小麦胚芽

・アーモンド

・ヘーゼルナッツ

・ピーナッツ

・たらこ

・サラダオイル

 

 

ビタミンB群

 

肌や髪、爪の健康を保つ栄養素。

不足すると、肌荒れや脂漏性皮膚炎の原因に。

 

ビタミンB群を多く含む食品

 

ビタミンB2

 

・豚レバー

・とりレバー

・うなぎ

・卵黄

・納豆

・ぶり

・ナチュラルチーズ

 

ビタミンB6

 

・鮭

・かつお

・まぐろ

・くるみ

・バナナ

・小麦胚芽

 

 

 

 

まとめ

 

痒みの原因はさまざまです。

 

掻き壊して、痕にしないためには日頃のケアが大切です。

保湿をマメにする、ストレスを溜めない、

痒くなってもムヤミに掻かない、

充分な栄養を摂る

 

これだけでも、かなり改善される可能性があります。

 

どうしても良くならない時は、皮膚科医で適切な処置を

受けてください。

 

痒みを軽視せず、いつも潤った健康な皮膚を保つよう心がけて

いきましょうね^^

 

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