
働く女子のほとんどが経験したことがある「疲れ目」。特に事務系のお仕事だと、1日中パソコンの画面をみているという方も多いはずです。
いくら体形やメイクがキレイでも、目が充血していては台無しになってしまいます。どうせなら白くてきれいな目がいいですよね。そこで、この記事では、疲れ目の原因と8つの対策についてお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。
目次
疲れ目の症状って?
よく耳にする「疲れ目」ですが、具体的にどのような症状のことをいうのでしょうか?疲れ目の症状と言われているものを紹介します。
・目が重い
・目が痛い
・目がかすむ
・ショボショボする
・涙が出る
・目が充血する
・まぶたがピクピクする
・まばたきが多い
以上のような症状を慢性的に感じることを「疲れ目」といいます。あなたも一度はこのような症状を感じたことがあるのではないでしょうか?
目が疲れる原因
では、疲れ目になる原因とは何でしょうか?次に、疲れ目の原因についてお伝えします。
目の酷使
現代では、パソコンを使って仕事をしている方がほとんどです。長時間のパソコン作業により、目の細胞や筋肉に負担がかかり、目が疲れる原因となります。
また、スマートフォン(スマホ)やタブレットの普及により、仕事以外の移動時間や休憩時間にもディスプレイを見続けてしまう人は非常に多いです。これでは目が休まる時間がなく、疲れてしまうのも仕方ありませんよね。
目の乾き
目は、涙に覆われていることで栄養が保たれ、スムーズに機能します。しかし、長時間パソコンやスマホなどのディスプレイを見続けることで、まばたきが減り、目が乾燥してしまいます。
目が乾燥すると、角膜に供給される酸素や栄養素が不足し、目の疲れやかゆみ、ゴロゴロとした異物感、充血といったトラブルを引き起こしてしまうのです。
睡眠不足・ストレス
睡眠不足・ストレスも目の疲れの原因となります。睡眠不足やストレスは、自律神経(人間の生命維持を自動的にしてくれる神経のこと)を乱す要因となるからです。
自律神経が乱れると、体の機能が正常に動かず、目の筋肉が緊張したり、涙の分泌量が減ったりすることがあります。これにより、目の血流の悪化・乾燥を引き起こし、目が疲れやすくなるのです。
偏食(へんしょく)
目の疲れには食事も大きく関係しています。偏食でいつも食べるものに偏りがあると、目の健康に必要な栄養素を取れないため、目が疲れやすくなります。
目を疲れにくくさせるためにも、バランスの良い食事をとることが大切です。
疲れ目にならないための8つの対策を紹介!
では、疲れ目にならないためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?ここからは、疲れ目対策としてできることを「オフィス」「自宅」の2つに分けてご紹介します。
オフィスで出来る対策
はじめに、オフィスで出来る疲れ目対策についてです。
1.作業環境を確認する
普段パソコン作業をする環境を見直してみましょう。照明がチラついていたり、パソコンの画面に照明が反射したりしていませんか?これらは目が疲れてしまう原因になります。
また、エアコンの風向きも要チェックです。目に直接風が当たると目が乾いてしまいます。疲れ目にならないために、オフィスの環境をチェックし、必要に応じて配置換えも考えましょう。
2.ディスプレイを見る姿勢をチェック
次に、姿勢のチェックです。ディスプレイと目の距離は、40~50センチ離すのが理想です。そして、目の向きは少し下向きの視線でみるようにしましょう。上向きで見てしまうと目が乾燥する原因になります。
また、椅子に座るときは深く腰をかけ背筋はまっすぐ、足の裏を地面につけるようにします。正しい姿勢を意識することで、目・首・肩・腰に余計な負担がかかりません。
3.休憩・ストレッチをする
たとえ良い環境・正しい姿勢でディスプレイを見ていたとしても、適度な休憩は必要です。長時間の作業により、目のピント調整機能が働き続けるため、目が疲れてしまいます。
パソコン作業をする場合は、1時間に10~15分ほど休憩をはさみ、遠くを見たり、目を上下左右に動かしたりするようにしましょう。
休憩時間には、スマホやタブレットをなるべく見ないように心がけてくださいね。
4.ディスプレイの明るさを調整する
ディスプレイの明るさ調整も疲れ目対策には重要です。
通常、パソコンのディスプレイは明るめに設定されていることが多いです。これでは目の筋肉が疲れてしまい、疲れ目の原因となります。
ディスプレイの明るさは、職場環境に合わせて、目の疲れない明るさに調整するようにしましょう。
5.目薬
「目が疲れてきたな」と感じたら、市販の目薬もおすすめです。
特に、眼精疲労用と書かれた目薬は有効です。目の働きを助ける成分が多く入っているからです。また、目の乾燥が気になるかたは、ドライアイ専用の目薬もあります。
目薬は、症状により含まれる成分が変わってきますので、迷う場合は薬剤師に相談してみてください。
ただし、一向に目の疲れや乾きといった症状が良くならない場合は、必ず眼科を受診するようにしましょう。休息しても症状が回復しない状態(眼精疲労)になっている可能性があります。
自宅でできる疲れ目対策
次に、自宅で出来る対策についてです。
6.マッサージ・ツボ押し
マッサージをしたり、目の疲れに効くツボを押したりすることで、疲れ目を軽減することができます。目の疲れに効くツボは、目の周りに多くあります。
ツボを押す場合は、眼球を押さないように注意し、目の周りをゆっくり指で押すようにしましょう。それと一緒に、こめかみや首の付け根、鎖骨もマッサージするとより効果的です。
7.目を温める
目を温めることで、血行が良くなり筋肉がほぐれるので疲れ目が軽減します。
目を温めるには、濡らしたタオルをレンジで温め、まぶたの上にのせるとじんわりと目の奥まで温めることができます。
「メイクをしたまま目を温めたい」という方は、市販品で目を温めるグッズがありますのでチェックしてみてくださいね。
8.目に良い食事を心がける
健康な目を作るためには、食事も重要です。栄養のないカップ麺や炭水化物ばかり摂取していては疲れ目を加速させてしまいます。
以下に、疲れ目を解消してくれる栄養素や食べ物を紹介します。ぜひ参考にしてみください。
・ルテイン ・・・ ブロッコリー、ほうれん草、レタス
・アントシアニン ・・・ ブルーベリー、ブドウ、プルーン、なす
・アスタキサンチン ・・・ サケ、いくら、エビ
・ビタミンA ・・・ レバー、うなぎ、チーズ、にんじん、かぼちゃ
・ビタミンB群 ・・・ レバー、うなぎ、卵、牛乳、納豆、のり、さんま、シジミ等
・ビタミンC ・・・ いちご、レモン、じゃがいも、ブロッコリー、ピーマン
疲れ目を解消するには、普段の食事にも気を付け、足りないものはサプリメントで補うのも良いでしょう。
まとめ
多くの働く女子が悩む、疲れ目の原因と対策についてお伝えしました。疲れ目は放っておくと、症状が進行して「眼精疲労」になってしまうことがあります。
「目が疲れたな」と思ったら、早めに対策をうって、その日のうちに解消しましょう。あなたの魅力を最大限に発揮するためにも、目のケアはとっても大切ですよ。
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