毎年はやるインフルエンザ、花粉症。
さらには、最近のコロナウィルスまで・・
これらを寄せ付けないためには、自身の免疫力を
高めなくてはなりません。
毎日の食生活に取り入れて、免疫強化に効果を発揮する
食材のご紹介をしていきたいと思います。
なぜ免疫を高める必要があるのか？
そもそもヒトは日常的に外的な接触を行います。
ヒト同士でしゃべる、様々なモノに触れる。
このような行為の中で、外部からウィルスという形で、
自身の体内に侵入してくるわけです。
このとき、ウィルスをブロックするのが免疫です。
とうぜんのことながら、免疫力が弱いと制御機能が
充分に働かず、すぐに体調を崩してしまいます。
逆に、免疫力が高い状態であれば、ウィルス侵入を
抑えることが可能。
かりに、侵入を許したとしても水際で止めてくれるので、
大きく体調を崩すこともありません。
ニンニク
古代エジプト時代より、滋養強壮のため摂取されてきたほど
栄養効果の高い食材です。
独特のニオイの元となる「アリシン」が広く知られていますが、
それ以外にもスタミナ源であるアスパラギン酸、アリインという
特殊なアミノ酸が含まれており、免疫に高い効果をもたらすと
言われています。
また、1990年にアメリカの国立がん研究所が示したレポートに
よれば、ニンニクは全ての野菜の中でピラミッドの頂点に位置する
ほどの万能野菜である、との報告がなされています。
玄米
ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含み完全栄養食品、
と評されるのが玄米です。
また玄米にはフィチン酸と呼ばれる物質があり、この成分が
体内の有毒・有害な物質を排出する働きがあります。
さらに、玄米は白米と比較した場合、食感が硬いため
咀嚼回数が必然的に多くなります。
そのため、唾液の分泌量が増え免疫システムに一定の効果を
もたらしてくれます。
海藻やきのこ
コンブなどをはじめとする海藻には、マグネシウム、ミネラル、
亜鉛、といった栄養分が豊富に含まれています。
きのこ類もビタミンＤ、食物繊維を多く含みます。
また、海藻類やきのこ類は低カロリーなので、ダイエット中の
方でも調理のさいに、大量のオイル等を使用しなければ安心して
食べることができる食材でもあります。
小魚類
小魚は頭からしっぽまで、余すところなく栄養を摂取できる
たいへん効率の良い食材でもあります。
不足しがちなカルシウムも小魚でしたら、少量でも摂ることが
可能ですし、ＤＨＡ・ＥＰＡも豊富に含みます。
こちらの成分は記憶力サポート機能が高いことで知られていますが、
アレルギーの予防や改善にも役立つことがわかっています。
緑黄色野菜
色の濃い野菜は、各種ビタミン・カロテン・リコピンなどの
栄養成分が豊富に含まれています。
いちどに沢山の種類の緑黄色野菜を摂るのは大変ですが、
毎日、メニューを変えて違う野菜を摂取するなどの
工夫を心がけるよう努力しましょう。
免疫を下げない為に気をつけたいこと
食生活が万全でも、生活習慣が乱れていれば効果は半減します。
まず、喫煙者は禁煙をすぐにスタートしてください。
塩分は出来るだけ控えること。
熱すぎる、あるいは辛すぎる食べ物、飲み物は食道・胃に
損傷を与えますので、ほどほどに。
肉・魚の焦げた部分は、発がん性があるとも言われていますので、
食べるのは避けてください。
さらに、日頃からストレス発散できる場所や、趣味を見つけておくのも
大切な要素になります。
まとめ
ヒトは、生涯に渡って何らかのウィルス、またはストレスと
対峙していかなければなりません。
免疫を上げるには、自身の努力と健康管理が最も重要です。
自分だけは大丈夫、と根拠のない自信は捨てる必要が有ります。
自分を守り、周りのヒトを守るためにも免疫力の底上げは
最重要課題と言えます。
毎日の小さな積み重ねから始めていきましょう。
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