頑固な低体温や冷え性の強い味方!生姜パワーで冬の寒さを乗り切る

現代人は、体温が低い人が多いと言われています。低体温は免疫力を下げて病気にかかりやすくなったり、がん細胞が増殖しやすい環境を作ると言われています。また、体温が低いと痩せにくいなど美容にも悪影響です。さまざまな冷え性改善策があると思いますが、温め効果が高い生姜を取り入れてみよう!
生姜は身体を温めて胃腸の働きをよくする食材として知られていますが、まだまだ知られざるパワーがあります。

 

 

生姜は健康に良い食材

 

生姜は料理の下味や、刺身・冷奴の薬味などで使用する身近な食材ですね。生姜の香りや辛味成分で食欲が増進されます。また、生姜は昔から漢方薬として重宝されていました。生姜には、新陳代謝を促して体を温めたり、冷え症、消化・吸収能力向上、代謝促進、殺菌などに効果があると言われています。

 

 

生の生姜は末端の血流を改善させる

 

生の生姜に多く含まれている辛味成分の「ジンゲロール」は、末端の血管を拡張させ血流を促進し、体を温めてくれます。その一方で、体の深部を冷やす効果(解熱作用)もあるのです。
生の生姜は、一時的には体がポカポカして末端冷え性には効果的なのですが、体温そのものが低いタイプの冷え性の方には注意が必要だったのです。
ジンゲロールは体内に入ってきた細菌やウイルスを退治するので、風邪やインフルエンザ予防としても期待できます。また、解熱作用や鎮痛作用、抗炎症作用など、感染症のさまざまな症状にも効果があるとされています。

 

 

「ショウガオール」は体を芯から温める

 

温め効果が高いのは「ショウガオール」という成分です。「ジンゲロール」を加熱することで得られるのが「ショウガオール」という成分です。
ショウガオールは、燃焼効果を高め、滞りがちになった血流を体の隅々まで促進し、体を芯からポカポカと温めることができるのです。低体温の方は加熱した生姜を摂ることをおすすめします。
また、かぜを引いた時に起こる節々の痛みや、冷えからくる関節炎などにも効果があるようです。
あまり高温(100度以上)で加熱してしまうと、有効成分が壊れてしまうことがありますので注意してください。

 

 

加熱した生姜で冬にピッタリの料理

 

寒い季節にぴったりな生姜たっぷりな豚汁。ポイントは、生姜を生のまま入れるのではなく、鍋で豚肉を炒めた後に、みじん切りにした生姜をサッと炒めます。生のまま入れないこと!
通常の豚汁の具材以外に、お好みで季節の野菜を入れても具だくさんで美味しくなると思います。
生姜はたっぷり入れると身体の芯から温まること間違いなしですね!

 

 

簡単!電子レンジで生姜を加熱する

生姜紅茶、さまざまな料理に使える加熱生姜はレンジで簡単に作れます。

きざんだ生姜またはすりおろした生姜を耐熱容器に入れ、生姜が浸るくらいの水を加えてラップをかけます。
500~600Wの電子レンジで3~4分ほど加熱したら完成です。

※注意※
・100℃を超えないように加熱する。80℃程度が理想です。
・加熱時間は目安です。最初は短めに設定し様子を見ながら加熱するのがおすすめ
・必ず水を加えてレンジに入れる。水が足りないと発火する危険性もあります。
・食べ切れる量をその都度作るようにする。まとめて作って冷蔵庫で保存するのはおすすめしません。

 

 

おわりに

 

冷え性改善には、生の生姜も加熱した生姜もダブルで摂ると効果的だそうです。生姜の皮にも栄養素が豊富に含まれているので、できれば皮ごと千切りにしたりおろしたりすると良いそう。
生姜は、冷え対策や代謝アップに効果が期待できる健康食材。この冬は、毎日の食生活に積極的に生姜を取り入れて体の芯から温めて冷え性を撃退しましょう!

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。