不倫恋愛でも幸せになりたい!前向きになれる考え方

大好きな彼には、奥さんや子どもが居る。苦しいけれど、愛しているから離れられない。そんな思いや、良心と本能との葛藤で、つらい思いをしている女性は少なくありません。不倫恋愛でも、幸せになるための考え方を紹介していきます。

 

 

不倫恋愛とは?パターン別に解説

ひと口に「不倫」といっても、さまざまなケースがあります。立場の違いや両者の考えなど、どのようなものがあるのか紹介していきます。

 

女性が独身、彼が既婚のパターン

既婚男性が不倫をする理由は、性欲を満たすためだけではありません。例えば妻が出産を経て体型が崩れ、歳を重ねて容姿が劣化したら?

きれいな女性でいようとしてくれないことに不満を持ちます。また、いつしか自分が働いて家族を養うことが当たり前になり、誉め言葉や感謝の気持ちを妻が伝えてくれなくなった場合も、不倫に走る要因の1つになり得ます。

女性が独身、彼が既婚の場合は、女性は彼を信じて待ち、男性はあくまで家庭を壊さないように不倫を続けるという傾向が強くなります。

 

女性が既婚、彼が独身のパターン

女性に家庭があり、相手が独身である場合。不倫をする既婚女性は、夫とのセックスレスや愛情の減退、マンネリ化などの中で刺激を求めるようになります。

そのため、年下の男性を不倫相手に選ぶことが多いようです。しかし、独身男性は人妻との恋愛をライトに考え、スリリングな火遊びや、ひとときの恋愛を楽しむ傾向があります。そのため、好きな女性ができれば早々と不倫から手を引くでしょう。

 

両者とも既婚であるW不倫

既婚者同士の不倫を「W不倫」と言います。今やネットで誰とも繋がれる時代であり、女性は夫の出張中に、男性の場合は出張先で、もしくは配偶者には出張だと嘘をついてW不倫に走るのもよくある話です。

場合によっては、単身赴任中や妻の里帰り出産中などを使い、不倫を楽しむケースもあります。

 

相手のパートナー公認の不倫

少数派ではありますが、配偶者に認められて不倫を続ける人も実際に存在します。複数の人を同時に愛し、恋愛関係を持つポリアモリー同士の結婚。

また、パートナーの不倫相手のことを「この人なら許せる」と認め、合意の上で不倫を許している人も(逆パターンも然り)居ます。とある女性の言葉の一例を紹介すると、「家庭の中できちんと夫や父親としての役割を果たし、経済的にも助けられているから問題ない」だそうです。「家庭さえ壊さなければ」という価値観もあるということなのでしょう。

 

 

不倫恋愛の苦しさとは?

 

不倫恋愛は、普通の恋愛とは当然違います。一緒に居る時は幸せでも、やはり苦しさは避けられないことがほとんどです。

 

常にリスクが付きまとう

不倫はしばしば「火遊び」と表現されます。いつバレるか分からないリスキーな恋愛。スリルを楽しんで不倫をする人も居ますが、常にリスクと隣り合わせということにはなるでしょう。職場内不倫だった場合には、バレた時に職を失う危険性もあります。また、相手のパートナーとの修羅場や訴訟など、大事に発展するケースもあるわけですから。

 

自分たちが愛し合うことで傷つく人たちが居る

パートナーの居る人との恋愛は、自分たちが愛し合うことで誰かが傷つきます。相手の配偶者はもちろん。子どもが理解のできる年齢であれば、情緒にも悪影響を与えるでしょう。

彼と過ごす時間は幸せだけど、逃れられない罪悪感やうしろめたさ。人の不幸の上に、幸せを築くことはできるのでしょうか?考えてしまいますよね。

 

相手はやはり、人の者だと知る瞬間

例えば、不倫恋愛の彼とのドライブデート。車の中に、赤ちゃんの靴やおむつが積んであったり、明らかに奥さんのものであるサングラスが置いてあったり。

ハンドルを握る彼の左手には、結婚指輪が光っていて……。やはり、彼は別の人の夫であり、父親なんだと知る現実。見たくなくても目に入ってしまいます。

 

人に話せる恋愛ではない

『大人の方が恋は切ない はじめからかなわないことの方が多い 誰にも言えない 友達にだってこの想いは言えない』

DREAMS COME TRUEの「もしも雪なら」の歌詞の一部ですが、不倫中の人なら共感できるのではないでしょうか?

人に言えない恋。不倫をポジティブに考えられる人ばかりではありません。友達に相談したら、みんな自分から離れてしまうんじゃないか?という不安もあります。

 

 

不倫恋愛中の彼との今後をどうするか?

 

不倫恋愛をしていると、どうしても今後のことが気になります。いつまでこんな形の恋愛を続けていくのか、彼は結婚してくれる気はあるのか?自分の気持ちと向き合いながら、考えていきましょう。

 

あくまで不倫と割り切り、今の関係を続けていきたい

今の状態を続けていきたいのであれば、ある程度は割り切る必要があります。彼はあくまで誰かの夫であり、父親だということ。

会いたい時に会えないことも、普通の恋愛と比べて多くの制限があることも。

 

良い潮時を見つけてお別れしたい

「このままではいけない」という思いがあるのならば、潮時を見つけてお別れすることを考えましょう。きっぱり「このままの関係はつらいから終わりにしましょう」とけじめをつけるか。なるべく傷つかないように、少しずつ連絡や会う頻度を減らしていき、徐々に離れるか。大丈夫です。別れに際しては男性に比べ、女性の方が強いです。

 

不倫関係は解消するも、良い関係ではいたい

不倫の関係でいることは止めなきゃいけないと分かっていても、今後一切関わりが無くなるのはつらい。そのような場合には、不倫関係のみを解消し、「親しい知り合い」としての関係に戻りましょう。その後は絶対に一線を越えないよう、お互いが固く誓う必要があります。

 

不倫恋愛しながらも、自分の新しい恋愛も視野に入れる

不倫相手には、家庭があります。男性には、「俺は家庭を壊さない。でも、お前も離したくない」なんて自分勝手なことを言う権利などないのです。

彼にはしっかりと、「私も恋愛したいし幸せな結婚もしたい」ということをきちんと伝え、不倫ではなく、健全な恋愛を視野に入れて前向きに動くこと。良い相手が見つかったら、もちろん不倫相手とは別れましょう。

 

奥さんと別れてもらって結婚したい

願わくば、彼に家庭を捨てて自分と結婚して欲しいものです。しかし現実は非常に厳しく、自らもすべてを失う覚悟が必要です。

例えば、弁護士や慰謝料の問題。慰謝料の金額はケースバイケースであり、明確な基準がないのですが、あなたとの不倫恋愛の末に彼が妻と別れた場合、200万円~300万円が一般的な相場とされています。

彼の奥さんに、それだけのお金を差し出すことはできるか。彼がちゃんと離婚をしてくれても、子どもに養育費をこれから払っていく義務があることを背負っていけるか。

いわゆる略奪婚というかたちになりますが、すべてが非常に重く、背負うものが大きいです。

参考サイト:第1回 「浮気・不倫の慰謝料の相場は?」

 

 

不倫恋愛で気を付けなければならないこと

 

あなたは今、どのような思いで彼と不倫恋愛をしているのでしょうか?不倫恋愛をすることで起こり得ること、気を付けなければならないことは、ぜひ知っておきたいところです。

 

裁判に発展し、慰謝料を請求される可能性も

不倫恋愛は、非常に高い確率で彼の奥さんにバレます。女の勘というものは、妙に鋭いものですから。そうなると、彼の奥さんとの修羅場だけでは済まないことも。

もし、奥さんに訴訟を起こされたら、長い戦いになることも予想されます。そして、高額な慰謝料を請求される可能性もあります。

それらを恐れるなら、できれば不倫がバレる前に身を引くことです。

 

「不倫している」と、むやみに口外しない

愛のある不倫恋愛も、もちろんあるでしょう。しかし世間一般的には、不倫は許される恋愛ではありません。「私、今不倫中の彼が居るんだよね」などと口にすることで、白い目で見られたり、ドン引きされたりするのは自然なことなのです。

なのでできれば、不倫していることはむやみに口外しないこと。

しかし独りですべてを抱えるのは、非常につらいものがありますよね。今は、ネット上にさまざまなコミュニティや掲示板があります。不倫や婚外恋愛専門のサイトで、匿名の上で相談や情報のやりとりができます。分かち合える人同士の居場所を見つけるのも良いでしょう。

 

「いつか奥さんと別れる」に確証はない

不倫をする男性はしばしば、「奥さんと上手くいってない」「早く嫁と別れて、お前と一緒になりたい」などと口にします。

片や、既婚者の男性と恋愛中の女性はその言葉を信じ、「いつ離婚してくれるの?」「いつまで待てばいいの?」などと相手を咎めます。

きついようですが、彼の「いつか奥さんと別れる」という言葉に確証はありません。本気で幸せになりたいのであれば、その言葉に依存し続けるのではなく、少しずつ女性として自立することを考えましょう。

 

バツが2つ以上ついている相手との結婚は危険

彼が本気で妻との離婚を考え、あなたとの結婚に前向きな姿勢や行動を見せてくれていたら、それは女性としては嬉しいものです。しかし、彼にバツが2つ以上(離婚歴が2回以上)ついている場合、早まるのは危険です。過去に結婚していた時に彼の不倫が原因で離婚したとすれば、彼は結婚が長続きしないタイプと言えます。

おそらく、結婚しては不倫して離婚し、再婚しては不倫し……ということを繰り返しているのでしょう。このようなタイプはなかなか改善が難しいので、「私なら彼を変えられる」などと、安易に思わないことです。

 

 

まとめ

 

不倫恋愛について紹介させていただきましたが、この記事は不倫を奨励するわけでも、否定しているわけでもありません。お互いに独身フリーであれば、どれだけ堂々と太陽の下を歩けるか……。もどかしい思いで不倫をしている人がほとんどなのではないでしょうか?

不倫中のあなたが正しい選択をし、幸せになれるよう、少しでも参考になれば幸いです。

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