一時期、ヨガブームでヨガをやっている女子が急増しましたが、気軽な気持ちから初めてインストラクターになる人もたくさんいます。芸能人でもインストラクターの資格を持っている人がいますよね。
健康に良さそう、ダイエットしたい、肩こりを治したい…と何となくやってみたいという人は多いと思います。ヨガは心と体を整えると言われていますが、そんなヨガの魅力って何なのでしょうか。
ヨガって何？
「ヨガ」とはサンスクリット語で「つながり」を意味しています。心と体、魂が繋がっている状態のことを表しているそうです。また、ヨガは悟りの境地にいたるための修行法とも言われています。
ヨガの基本は「心と体を苦痛から解放すること」で、現在、普及しているヨガのポーズは、伝統的なハタ・ヨガの一部です。呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎが得られます。最近では、ダイエットや健康的で充実した生活を送るために、さまざまなジャンルのヨガが増えています。
ヨガの効果
ヨガのアーサナ・呼吸法・瞑想には、リラクゼーション、エクササイズの効果があり、心と体の両方のバランスを安定させることができると言われています。そして、「自分を知る」にも最適です。
（身体的な効果）
ヨガのポース（アーサナ）では、体の歪みが矯正され、正しい姿勢がとれるようになったり、柔軟性や体力が向上するなどの効果があります。
また、内臓や筋肉に働きかける効果もあります。
ヨガを続けていくと、食事に対する意識も変わっていく人もいるので、ダイエット効果も期待できます。
（精神的効果）
ゆったりした呼吸や瞑想は、副交感神経を優位にする働きがあり、自律神経を調整しリラックスすることができます。また、心が安定し集中力が高まり精神力を養えることができます。
ヨガは自分の心と体を知るための方法
ヨガを通して、「本来の自分を取り戻せた」、「他人に優しくなれるようになった」という人もいます。
瞑想すると、自分の身体や心の状態と向き合うことができるので、雑念がなくなり自分が本当に求めていることがわかるようになったり、自分らしく生きられるようになったりして、ヨガで人生が好転したという話も聞きます。
一番大事なポイントは呼吸
ヨガをする上で大事なポイントは呼吸法（プラーナヤーマ）です。呼吸はアーサナと瞑想と密接に関係しています。ポーズをとっている時には、特に呼吸に意識し、呼吸を通じて自分の意識を内面に向け、自分を客観的に観察します。
体を動かすことに集中して呼吸が止まってしまうことがよくありますが、最初は、ポーズを行うことよりも、「自分の呼吸を感じる」ことを意識すると良いでしょう。
ヨガの最初や終わりに、体や心を内観する時間があります。この時にも呼吸はとても大切です。
瞑想で心を穏やかにして、自分と対話をして自分を観察することができるようになります。
（プラーナヤーマの基本の呼吸法）
鼻から吸って鼻から吐く（鼻呼吸）。
吸う息と吐く息の長さを同じにする。
息を止めず常に呼吸をする。
ヨガの動作と呼吸を合わせて行う。
呼吸はゆっくりと！急がず無理をしない。
ここに気をつけてはじめてみよう！
●ヨガを行うのに効果的な時間帯は、起きてすぐの空腹の時間帯です。満腹の状態でヨガを行うと、内臓に負担をかけてしまいます。また、入浴直後も心臓に負担がかかるので、入浴後30分は避けましょう。
●無理をするのは禁物！
他の人はあんなに体が柔らかい…と他人と比べて、無理をして難しいポーズすることはやめましょう。
他人と自分の体は違います。無理して行うことは体に負担をかけてしまうだけですので、自分のペースでリラックスしながらヨガを行いましょう。
●水分補給を重要です。はじめる前に十分に水分をとっておきましょう。終了後も、たっぷり水分を補給してください。レッスン中も、喉が渇いた時は水分補給しましょう。
●ヨガは鼻呼吸ですので、普段、口呼吸になっている人は、日常から「鼻呼吸」を意識してみましょう。
おわりに
ヨガは、筋力アップ、シェイプアップなどの「体」への効果があり、呼吸を行うことでストレス解消やリラクゼーションなどの「心」への効果も期待でき、メンタル強化やモチベーションアップにもつながるのですね。人生をよりよくすると言われている理由がわかりましたね。
毎日を楽しむためには心と体の健康は大切です。ヨガで自分を知り、今の自分の心の声を聞いてい見てください！
コメント