
「あたし、冷え性なんだよね~、夏でも足とか冷たくて」
それ、何年前から言っていますか?
もしかして、冷え性イコール女子っぽい、とか思っていませんか?
だとしたら、一刻も早く手を打たないといけません!
冷えをほったらかしにすると、やがて怖いことに。。。
目次
そもそも冷えとは
冷え=血流の流れと代謝が悪い状態のことをいいます
その原因はエアコンの冷風、冷たい飲み物、
肌を露出するファッションなど様々です。
また女性は男性に比べると、熱を作る筋肉量が1割ほど少なく
身体の構造や、生理サイクルも冷えに関係しています。
女性が快適だと感じる温度は、なんと男より3度も高いんだとか!
冷えるとどんなことがおこるのか?
冷えは血液の循環を悪くし、様々な不調を招きます。
冷えが原因と思われる症状をザッとあげてみると・・・
- 頭痛 冷えによる筋肉の緊張、女性ホルモンの乱れ。
- 集中力不足 冷えて血液が悪くなると脳へのエネルギーが滞りがち。
- 耳鳴り 冷えにより血流障害が関係。
- めまい 冷えによる自律神経の乱れ。
- 鼻炎 冷えが原因で体の水分バランスが崩れる。
- かぜをひきやすい 冷えは免疫力の低下を招く。
- シミ・クスミ 冷えにより血流賞でターンオーバーが乱れる。
- 目の下のクマ 血液の循環が歩くなり、老廃物が溜まり易く。
- 肌の乾燥 冷えて皮膚の血流、代謝が落ちて水分補給がうまく出来ない。
- 便秘・下痢 冷えるとお腹の血流が悪なり、胃腸の働きが低下。
- アレルギー 冷えて免疫力がダウン。
- 肩こり 冷えで筋肉の緊張、血流の低下が起こるから。
- トイレが近い 冷えると尿意を感じる回数が増えるし、免疫が下がるから膀胱炎になりやすい。
- 生理痛 血流が悪くなり血中の痛み物質が下腹部にとどまるため。
- 肥満 冷えると代謝が落ちて、食べる量は同じなのに太り易く。
- 貧血 血流が悪なり、各器官の機能が低下し、胃腸の消化吸収が鈍くなり、鉄分不足を招く。
冷えが原因で引き起こされる身体の不調はこれだけではありません。
もっとも恐ろしいのは、
・冷えにより子宮や卵巣の機能が落ちて、不妊傾向になる
・免疫が落ちてがんになる危険性が出てくる
冷えを女性だから仕方ない、とか遺伝だから仕方ない、とか言っている場合では
ないことがお分かりいただけたと思います。
あなたの慢性的な身体の不調は、冷えに原因があるのかも?
また、冷えさえ解消できれば、その不調がウソみたいに消える
可能性も大です!
冷えを甘くみてはいけないのです。
冷えから身体を守りたい!・身体のパーツ別温め方
お腹
お腹の冷えは全身の冷えに繋がります。
女性にとっては、子宮や卵巣もあり、一番守りたいパーツです。
お腹を温めれば、全身の血行が良くなり、免疫力も上がります。
365日、腹巻をして冷房からも守る。
また、お腹周りには大事なツボが集中しているので、優しくマッサージを
行うことも効果があります。
おへそを中心にお腹をユックリなでる要領でマッサージしてくださいね。
腰
腰の近くには、大事な臓器が集中しています。
ここを温めて、自律神経を整えましょう!
腰痛の予防&改善にも効果が期待できますよ。
それには乾布摩擦がおススメです。
服の上からでもOKなので、やってみましょう。
まず、長めのタオルを準備して、腰の後ろから手前に回します。
左右の手を交互に、軽く腰をこすってください。
このとき、力を入れすぎないのがポイントです。
テレビでも観ながら、気軽にやってみてくださいね。
おしり
おしりは脂肪が多いので、ひんやりが普通。
でも、肛門周辺は血流が多い部分です。
ここを温めれば、下痢、便秘、頻尿、生理痛の改善が
期待できます。
左手の甲にある反射区と呼ばれる箇所のツボを押してみましょう。
場所は左手甲、親指側の輪郭に沿って、手と手首の境目あたりに
ある骨の出っ張り周辺です。
ここが肛門とつながっています。
デスクワークで長時間座ったまま、という人は下半身の血流が
滞っています。
肛門付近を温めれば、下痢、便秘のお悩み改善にも役立ちます。
しかし、人間のカラダって不思議ですね。
肛門からずいぶんと離れた場所にツボがあるなんて、
まさに人体の不思議です^^
首元
外気にさらされる機会の多い、この場所は冷えやすい部分です。
首元には、太い血管が通っているので、ここを温めれば全身が
温かく、さらに肩こり、首こりにも効果が期待できます。
血流をアップさせるには、耳を引っ張りましょう。
耳の穴の横にあるくぼみに、人差し指を入れて、親指を耳のうしろに添えます。
そのまま、耳たぶを軽く外側に引っ張ってください。
効率よく首まわりの血行がよくなるので、肩こりに良いだけではなく、
顔色も明るく、クスミが取れます。
メイク前、なんとなく顔色が冴えない・・と感じたらやってみてください。
温生活のススメ
朝食は食べること
朝ゴハンをキチンと食べると、体温が上がり身体が目覚めます。
仕事にも集中して取り組むことが出来ますね。
ただ、どうしても朝はムリ、という人はせめてお湯だけでいいので
飲んで体温を上げる努力を。
食欲がわかない時は、お味噌汁だけでも大丈夫です。
朝から食欲がある人は、温かいタンパク質が熱を作ってくれます。
ゆで卵、チーズトースト、ホットミルクなどで補ってくださいね。
一年中、鍋を楽しむ
鍋は様々な食材が入るから、栄養がバランスよく取れます。
それにあたたかい食べ物は、熱を直接体内に取り込むことができます。
一般的に、夏野菜などはカラダを冷やすと言われていますが、
鍋にすることで、その効果は弱くなります。
また、カラダをポカポカさせてくれる薬味やスパイスを上手に
使えば、冷え知らずに!
しょうが、ねぎ、にんにく、山椒、唐辛子、豆板醬など、
ピリリと効かせて、さらに美味しく^^
飲み物は常温で
夏でも出来るだけ、冷たい飲み物は避けた方がベター。
お店で飲む時は氷抜きでオーダーしてください。
冷たい飲み物を飲む場合は、口の中でとどめ、ぬるくしてから
飲み込むのがイイでしょう。
冷たいビールも美味しいけれど、最初の一杯で我慢しましょう。
お酒は常温でも美味しく飲める赤ワイン、日本酒がオススメです。
まとめ
とにかく、女性はカラダを冷やしても何ひとつ良いことはありません!
体調不良の原因、肌荒れ、さらに女性は、妊娠、出産にも影響を及ぼすので
本当に気を付けなければなりません。
毎日のちょっとした心がけで冷えとはサヨナラできます。
体温を上げて、キレイで健康になりましょう(^_-)-☆
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