良い人の顔をして実は悪魔?フレネミーに要注意!

フレネミーって何?

 

「フレネミー」の意味とは

フレネミーとは、フレンド(friend=友達)と、エネミー(enemy=敵)を組み合わせた造語です。簡単に説明すると、表面上は友達のように振舞いつつも、あなたにとってマイナスになる言動が見られる。

例えば、陰で嫌がらせをしたりマウントを取ったり、引き立て役とて利用したり…。言葉の通り、「友達のフリをした敵」といったところでしょう。

 

 

フレネミーの特徴

 

自己愛が強く、嫉妬深い

フレネミーはやたらとプライドが高く、自己愛の塊。常に自分が上でないと嫌だし、常に自分が話題の中心や主役でいないと気が済まない性格です。

それに加え、他人の幸せや能力をなかなか認めようとしません。常に粗探しをしてはその人を批判し、あなたに同意を求めようとします(悪口を一緒に言ったという共犯者に仕立て上げる)。

 

時に「何かあったの?」「悩みなら聞くよ?」と寄ってくる

最も厄介で紛らわしいのが、この行動。あなたが落ち込んでいる時や悩んでいる時、親身に相談に乗る素振りを見せて近づいてきます。

本当に良い人が自分の為を思って気にかけてくれている時と、一体何が違うのでしょうか?これが信用できる親しい人であれば、あなたも安心して思いを吐き出せると思います。

相手はあなたの心を軽くしたい、笑顔になってもらいたいという思いがあるから、手を差し伸べてくれているのですから。

しかしフレネミーの場合は、興味本位であったりあなたの弱みを握るためだったり、最悪、周囲の人にあなたの秘密をバラすためといった恐ろしい目的を持っていることがほとんどです。

 

あなたにとって良からぬ結果となる方へ物事をもっていく

例えば仕事で、あなたがミスをしていることに気付いていながら、それを黙って見届ける→間違いを教えてあげていればあなたは叱られなかったし会社にとっても損害は無かったのに…。

実際によくある事例の1つです。あなたが損をするようにもって行く。良いことは自分の手柄で悪いことはあなたに責任を押し付ける。

あなたの職場にも、隠れフレネミーが潜んでいるかも知れません。

 

見えないところで、あなたの悪い噂を流す

非常に口の軽いフレネミーには要注意!あなたの悪い噂を流したり、ちょっとこぼしたつもりの同僚への愚痴を「〇〇さん(あなた)がAさんの悪口言っていたよ」と、話を歪めて告げ口することも。

うっかり恋愛相談や家庭の悩みなどを打ち明けると、あとで後悔することになりかねません。

 

「あの人があなたの悪口を言っていたよ」などと言ってくる

フレネミーは、一見「その情報、誰得?」と聞きたくなるような話も吹っ掛けてきます。例えば、あなたと親しく話すBさんが居たとします。

するとフレネミーはあなたと2人きりになったタイミングで「Bさんが、あなたの悪口を言っていたよ」「Bさんはあなたのこと、本当は嫌いみたいだよ」などと、聞いてもないのに言ってくるでしょう。

そんな話を聞いても誰も幸せにはならないし、しかもそれが真実とは限りません。フレネミーはあなたが動揺する姿だけでなく、人との関係を引き裂かれる様子を見てほくそ笑んでいます。

 

 

本当に良い人とフレネミーを見分ける3つのポイント

 

誰かに向けられている目線はどう?

みんなが楽しそうに談笑している時、特に男女交えて仲間たちが話している時。フレネミーが疑わしい彼女は、彼らにどのような目線を向けていますか?

フレネミーにとって、人の楽しそうな姿や他人の幸せが非常に面白くないものです。冷たい視線で彼らを見ていたり舌打ちをしたり、「うるさいね」「バカみたい」と、見下したようにつぶやいたりしていたらほぼ間違いなくフレネミーでしょう。

 

あなたが言いたくないことを根ほり葉ほり聞いてきたりはしないか

フレネミーは他人の幸せ話や彼氏の惚気よりも、不幸話が大好物。「何かあったの?」「悩んでるなら、話聞くよ?」と言いながら近づいてくる際、こちらが言いたがらないことまで根ほり葉ほり聞いてくるのがフレネミーの特徴です。

本当に親切な人であれば、人が言いたくないことまで無理やり聞き出そうとしませんから。

 

嬉しい報告をした時の反応で判断

繰り返しますが、フレネミーにとって他人の幸せほど面白くないものはありません。常に自分が一番じゃないと嫌な上、自己愛が強く、嫉妬深いフレネミー。

「この子、フレネミーかも?」と思ったら、試しに嬉しい報告をしてみてください。本当の友達であれば、まるで自分のことのように、あなたの報告を喜んでくれるもの。

フレネミーなら、表面上は「へぇ~、おめでとう!」と喜ぶフリこそ見せるかも知れません。ですが、「でも、それって大変そうだよね」「こんなデメリットもあるらしいね」と、余計な言葉をかけつつ本心から喜んでいないことがほとんどです。

最も分かりやすい見分け方なので、ぜひ試してみてください。

 

 

遭遇した時の対処・撃退法

 

余計なことは話さない

とにかく、相手にあなたの情報を握らせないこと。嫌がらせや陰口のための餌にされたり、勝手に周囲へと広められてしまう危険性も高いです。

相手のペースに乗せられて、口を滑らさないように気を付けましょう。

 

ちょっとでも違和感があれば近づかない

女性なら勘が鋭いので、対人関係においては本能的に、なんだか異質なものを感じるという経験が一度はあるのではないでしょうか?

その感覚を、どうか大切にして下さい。「でも、悪い人じゃなさそうだし……」「上司からの評価は高いから……」と、自分の気持ちをごまかそうとするのはNG!

少しでも「あれ?この人私が不幸になると何となく嬉しそう」などといった違和感を覚えるなら、速やかに距離を置きましょう。

フレネミー気質の人間とは、必要以上に関わるだけ時間と労力の無駄でしょう。

 

相手の言いなりにならない

フレネミーは時に、平気であなたを利用したり、マウンティングをしてきたり、都合の良いようにあなたを踏み台にしてきたりといった行動を見せてきます。

そんな時、自分のためにもしっかりと「NO」が言えることが大切です。言いなりになっているとどんどんつけ上がり、あなたとフレネミーの間に大きな上下関係ができてしまいます。しっかりと不快感を伝えること、正当に怒ること、抵抗すること、離れることで、自分自身を守ってください。

 

相手の言葉にいちいち動じない

フレネミーの言うことは、必ずしも真実とは限りません。たとえ「あの人があなたのことを嫌っている」と言ってきたとしても、それは果たして真実だろうか?と、まずは疑うこと(あなたを貶めるため、もしくは他の人との絆を引き裂くための嘘かも知れませんよ)。

また、あなたが頑張っている時に足を引っ張ってくるような言動が見られることもあるかも知れません。

それでも、とにかく動じないことが大事です。自分の気持ちや感覚を信じて、フレネミーに惑わされることのないようにしましょう。

 

 

まとめ

 

本当に良い人なのかフレネミーなのか、疑いだしたら、一体誰を信じたら良いのか分からなくなりますよね。

大切なのは、その人と接した時にあなたが感じる直感が何と言っているか。「もしかしたらフレネミーかも?」と少しでも感じたら、ぜひこの記事を読み返し、対処法や見抜き方、撃退法などを頭に入れておいてくださいね。

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