
「インスタ映え」という言葉が若者の間で飛び交う今。
あなたはSNS中毒女子になっていませんか?
ネット社会という時代背景から、InstagramやTwitter、FacebookやTiktokなどが流行っているのは仕方のないことでしょう。
しかし、あなたが夢中でスマホを触っている傍ら、彼に冷ややかな視線を向けられている可能性も…。
目次
まずはセルフチェック!SNS中毒女子診断テスト15項目
SNS中毒とはどのようなものなのでしょうか?
該当すると思われる15項目から、セルフチェックをしてみてください。
当てはまる数が多いほど、中毒度は高いと言えます。
1.誰かと居る時も仕事中でも、SNSが気になってしょうがない
2朝起きた時や寝る前のSNSチェックを欠かさない
3.「いいね」の数が非常に気になる
4.セレブや憧れのブロガーのSNSをチェックしては、少しでも彼女たちに近づきたいと思っている
5.日々の食事やファッションなど、とにかくSNSにアップしたくてたまらない
6.休みの日にもSNSのチェックとアップは欠かさない
7.SNSにアップしたいがために、大して食べたくもない食品を購入することがある
8.人からのコメントが非常に気になり、自らも人の投稿へマメにコメントするほうである
9.実際の内容を少し盛って投稿することがある(自撮りの顔写真に手を加えたり、脚を細く、長く見えるように書こうするなど)
10.自分のSNSをみんなに見てもらいたい。みんなの憧れの存在になりたい
11.何を撮れば映える(ばえる)のかを常に考えている
12.旅行先の写真や夜景デート、友人の結婚式など、華やかな写真をアップしてリア充ぶりをアピールしたい
13.「可愛い」「細い!」といったコメントがつくような写真を意図的にアップしている
14.家に居る時や電車などでの移動中、または1人で居る時にスマホを片時も離さずSNSをチェックしている
15.彼氏や友人、もしくは親や職場の人などに「スマホ触り過ぎじゃない?」と指摘されたことがある
あなたはいくつ当てはまりましたか?以上の項目に半分以上当てはまるのであれば、自分はSNS中毒女子であることを自覚した方が良いかも知れません
やり過ぎに注意!SNS中毒女子がとりがちな行動10選
彼女がSNS中毒女子の場合、彼氏はどう感じているのでしょう?
デート中に何気なくとっているあなたの行動が行き過ぎると、彼もイライラしたりうんざりしていたり。
実際に聞いた、男性たちの本音を参考にしてみてください。
1.食べる前の写真撮影が長い
飲み会や外食時で、料理が運ばれるたびにSNS用の写真撮影をしていませんか?
しかも、角度を変えて何枚も撮ったり、コース料理を一品ずつ撮影したり。
男性は、料理が温かいうちに早く食べたいというのが本音。
撮影が終わるまで待たされることにイライラしてしまいます。
気を付けたいのは、飲み会などの乾杯シーンの撮影。
グラスを乾杯の状態で持ったまま待たされるうちに、生ビールの泡はみるみる消えてしまいます。
「あ、やっちゃってるかも」と感じたら、少し控えるよう意識してみましょう。
2.インスタ映えスイーツにお金をかけすぎ
タピオカドリンクを始め、流行りのインスタ映えスイーツはカラフルで見た目も可愛らしく、思わず写真を撮りたくなるのも自然なこと。
しかし、行列のできるタピオカドリンク店やインスタ映えを意識したスイーツの商品は、値段がなかなか高めに設定されていることが多いです。
都内の某インスタ映え系アイスクリームショップは、クッキーやチョコなどのトッピングを2〜3個加えると、1000円を簡単に超えるものもあります。
フォトジェニックは高いですが、アイスクリーム1つに1000円以上をかける心理が、男性にはなかなか理解できないようです。
しかし、人気は高いのでそれだけ魅力があるということでしょう。
財布と相談しつつ、無理のない利用方法を心得ておきましょう。
3.もはや別人レベル!?自分の顔写真を加工し過ぎ
「SNOW」などのカメラアプリは、顔を理想的に加工でき、メイクアップ機能もあり、ビューティー効果が高いということで女性たちに人気です。
シミやシワも消えて美肌になったり、目を大きくできたり。挙句の果てには身長まで高くしたり、モデル級に脚を長く、細くできたり……。
まさに魔法のようなアプリですね!
しかし、実物とあまりにもかけ離れたような加工には、男性もドン引きしてしまいます。
「そこまでして自撮り画像をアップして、恥ずかしくないの?」というのが男心なのだそうです。
写真ではなく、自身を磨く方が良さそうですね。
4.話題の店の行列に何時間も並ばされる
人気ブロガーや芸能人が絶賛する店や、オープンしたばかりの店などは、SNS上であっという間に火が付きます。
「私も行ってみたい!」と思う人が増えるのですが、話題になっているということは必然的に人気も高く、行列は必至。
デートのたびに何時間も行列に並ばされる彼は、うんざりしているというのが本音です。
以前、都内の人気ロールアイス店に「二時間待ち」という表示がありました。
カップルで来ていた2人組が居たのですが、彼の方は「時間がもったいないから次行かない?」と、苛立ちを隠しきれていませんでした。
「たまに行く」くらいにとどめるか、ほとぼりが冷めるまで待つかという選択肢もあります。インスタにアップしたいがために彼をイライラさせるのもイヤですものね。
5.誕生日プレゼントや記念日ディナーを晒さないで
自分の誕生日に彼からもらったプレゼントをハッシュタグ付きでSNSにアップする人が見られますが、指輪だったり結構良い値段の財布だったり、ブランド物の時計だったり……。
つまり、「アップしても恥ずかしくないもの」ということが前提となっていますね。
しかし彼女たちのほとんどは、港区女子だったり大手企業のOLだったりと、ある程度収入やスペックが高い人なのではないでしょうか?
一般庶民からすれば羨ましい限りですが、自分の彼氏にまでそれらを求めるのは非常に酷な話です。
あなたの誕生日に彼がくれたプレゼントや、特別なディナーをSNSにアップしたくなる気持ちは分かります。
しかし、彼がそのことに対して難色を示すのであれば要注意!
「正直、安物だからネットに上げられると恥ずかしい」「彼女にあげたものなんだから、わざわざ人に見せなくても……」という、彼の本音が見え隠れしていいます。
6.デート中にスマホばかり触り過ぎ
デート中にすら「いいね」やフォロワー数が気になり、ちょくちょくスマホをチェックしていたりしませんか?
また、何かあるたびに撮影してアップ、一目もはばからずポーズをとって自撮りしているなら考えもの。
彼氏からすれば、せっかくのデートなのに、一体何がしたいのか分かりません。会話中ですら彼女がスマホから顔を上げないなら、「俺と一緒に居るよりSNSの方が大事そうじゃん」と、冷められてもおかしくありません。
リアルタイムで更新したい気持ちは分かりますが、彼を置いてけぼりにしないよう、注意が必要です。
7.発熱時に体温計とともにSNSを更新する
SNS女子あるあるなのですが、風邪を引いた時や発熱時に38℃以上の数字が表示された体温計の写真とともに自撮り。
「風邪ひいてだるいと思ったら熱が出てた」「熱が高くてダウンしてます」などのツイートや、「体調不良」「休養中」「高熱なう」などのハッシュタグ。
これらの行為も、ネット上では「嫌われる系女子のやること」とされています。
「大丈夫?」「ゆっくり休んでね」などという優しいコメントを待っていますと言わんばかりのアピールに見えるそうで、「かまってちゃん」と認定されてしまいます。
そんなこんなで、男性も女性も実は冷ややかに見ているこの行為。体調を崩した時はスマホなどいじらず、大人しく寝る方が良いですね。
8.喧嘩の内容を公開処刑される
恋人同士とは言え、時に喧嘩をしたりお互いの考えがあって距離を置いたりすることもあるでしょう。
しかし、喧嘩の内容を事細かくSNSで説明したり、「彼からの連絡なし」「すれ違いばかり」などというハッシュタグ付きの自撮りをアップしたりするのはどうでしょう?
喧嘩の時は、人間の感情として「自分は間違ってない」「仕手が悪い」と思いたいもの。このような行為をする人間に限って、自分を正当化するような書き込みをするものです。
彼からすると、彼女に公開処刑されているのと一緒。共通の知り合いから突っ込まれたり責められたり、呆れられたりするかも知れません。
自分達の喧嘩は自分達で解決するようにし、SNSで彼を公開処刑することは避けましょう。
9.彼女の自撮り&全身ショットに付き合わされる
今は各地にインスタ映えスポットがあります。女性心をくすぐるそれらを見ると、条件反射のように撮影がしたくなりますよね。
デート中に「インスタ用に撮って」と彼に頼むなら、まずはマナーを守ること。何枚も何枚も連続で撮らせたり、事あるごとに撮影タイムに入ったりすると、せっかくのデートも台無し。
特に人気のフォトスポットは順番待ちだったりすることも多く、時間をかけすぎるとイライラしながら待っている人達の視線も気になります。
10.誰とDMしているか分からない
彼女がSNS女子だった場合、見ず知らずの人から彼女を見られることになります(特に自撮り写真が多い場合)。
それでさえ快く思わない男性もいるというのに、誰とDM(ダイレクトメール:ネット上での直接のやりとり)をしているか分からないということが引っかかるようです。
自分の知らないところで、彼女が他の男性と連絡を取っていたら?その延長で、会おうという流れになってしまったら?
「もうSNSをやめて欲しい」と彼に言われても仕方がありません。
なぜSNS中毒女子になってしまうの?考えられる5つの理由
ここまで片時もスマホを離さず、SNSに没頭してしまうのはなぜでしょう?
考えられる心理的な理由に目を向け、思い当たることがないか自分を見つめ直してみましょう。
1.「いいね」やフォロワーの数が増えるたびに、自分の価値が見いだせるから
自分の投稿に対して「いいね」がもらえたり、フォロワー数が増えたりすると、誰でも嬉しいもの。
それに、芸能界に憧れる人や自分の名を売りたい人にとっては、それらの評価は非常に貴重なものとなります。
余談ですが企業によっては、SNSのフォロワーが多いことが面接で有利になることすらあります。
しかし、それらの快感が病的に癖になるのは考えもの。「『いいね』をたくさんもらえる私は価値がある」。そのように感じる女性は、SNSの中に自分の生きがいを見出していると言えます。
2.実生活での人間関係をうまく築けず、ネットの世界でなら人と繋がれるから
生身の人間とのコミュニケーションは苦手でも、ネット上なら大丈夫。そのような人がハマりやすいのがSNSです。しかしそれは、時に危険であり、事件にまで発展するケースもあります。
「イングリッド ネットストーカーの女」という映画が、まさにそうです。
SNS依存症の女性が、憧れのブロガーに近づくために手段を選ばず、嘘を重ね、しまいにはストーカーと化して人格崩壊。
彼女の「私はただ、あなたと友だちになりたかっただけ!」と叫ぶシーンは、非常にインパクトがあります。
3.自己顕示欲、承認欲求が強いから
SNSでの自己アピールのほとんどは、自己顕示欲と承認欲求です。
これらは誰にでもあることなので、人間の自然な本能ともいえるべきものなのですが……。
これらが非常に強いのであれば、原因は幼少期の親子関係にある場合が多いです。
本来なら赤ちゃんの頃には無条件に母親に愛され、その存在を認められ、自分の気持ちを受け止めてもらえるという経験を重ねながら成長していくもの。
しかし、「勉強をいくら頑張っても親に褒めてもらえなかった」「人見知りな性格を親から嫌がられ、明るい性格の兄弟と比べられては、自分を否定されてきた」といった経験ばかりをしていると、満たされない自己顕示欲や承認欲求を大人になっても何かで埋めようとします。
つまり、「可愛いって言われたい」「病気ですツイートに対して温かい言葉が欲しい」といった気持ちが大きすぎるのであれば要注意!
見ず知らずの人のコメントや友人からの文字上の言葉では、子どもの頃からの傷を癒すことはできないのですから。
4.たとえ偽りの自分でも、愛されるのは嬉しい
SNSの中では、理想の自分を演じられます。
例えば、きれいに磨かれた100均のグラスに葡萄ジュースを注いだ写真でも、「高級ワインを頂きました」という文字でフェイク投稿が完成するわけです。
「ありのままの自分では愛されない」「実生活では大して見向きもされないけれど、ネットの世界ではちやほやしてもらえる」といった思いで、SNSにハマってしまうケースもあります。
嘘で固めた投稿と現実の区別がつかなくなり、実生活に支障をきたすようなら要注意です。こうなってしまう原因も、幼少期にあります。
親や友人に好かれたいために、優しい自分やイイ子を演じ、自分の感情を押し殺してきた女性に多く見られます。
5.限りない上昇志向が裏目に出たケース
より上を目指して努力しよう!と前向きに考えられる「向上心」は、人が成長する上でとても大切な要素になります。
しかし、「もっともっと『いいね』が欲しい」「〇〇さん(カリスマブロガー)よりフォロワー数を増やしたい」といった限りない上昇志向は、時に自らを苦しめることになります。
誰かと比べたり、上を見たりすれば、とんでもない人間やカリスマは無限に存在します。
病的な負けず嫌いであるばかりに、SNSで心も生活も崩壊しないよう、気を付ける必要があります。
SNS中毒女子を卒業する方法
「私ってSNS中毒女子かも」と自覚し、正直疲れてきたと感じる女性は少なくありません。
SNSと上手く付き合う方法や、中毒状態から卒業する方法を紹介します。
自撮りやインスタ用の写真をしきりに撮影している人を客観的に見る
街に出て、視界に入る人の動きを観察してみましょう。店の前で自撮りをしていたり、料理の写真を何枚も撮ったりしている人を、ちらほら見かけるのではないでしょうか?
その姿を見て、どう感じますか?道行く人の視線はどうですか?自分もあのような行為をしていると自覚すると、今後の行動を考えやすくなるのではないでしょうか?
自己アピールではなく、ツールとして有効的に活用する
自分の名を売りたいのであれば、知名度を上げるためのツールとして活用するのはアリでしょう。
またビジネスシーンにおいても、SNSを通じたつながりも必要な時代になってきています。
自己顕示欲や承認欲求を満たすためのものではなく、依存するものでもなく、有効活用することをおすすめします。
写真が趣味なら、同じく写真好きな人とつながるためや、コンテストやイベントの情報収集に。また、楽しい想い出のアルバムとして。
ストレスフリーな活用法を考えてみましょう。
SNSよりも、身近に居る人との時間を大切にする
デート中や親しい友人とのランチ中など、大切な人と一緒に居る時は、なるべくSNSの更新を控える方が良いかも知れません。
せっかく一緒に居るのに、相手がスマホばかりを触り、話を上の空で聞いていたら深いですよね。
身近に居る人との時間を大切にすることを、より意識してみましょう。
「いいね」が無くても誹謗中傷があっても、あなたは価値のある存在
自分の価値は、人に決めてもらうものではありません。
子どもの頃には無条件で愛されていた人でも、大人になると条件付きでしか認められない機会は増えます。
それでも変わらず、無条件であなたを愛し、何があっても裏切らず、離れて行かない存在。それは恋人でも友人でもなく、あなた自身なのです。
まとめ
SNS中毒女子がやりがちな行動には、彼やまわりの人もうんざりしているものもあります。自己顕示欲や承認欲求を満たすためにSNSに依存すると、多くの大切なものを失いかねません。
依存していると感じるなら、少し離れる努力をし、便利なツールとしての有効活用に目を向けてみましょう。
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