
気付けばすぐに唇がガサガサになってしまう・・・とお困りではありませんか?唇がガサガサだと、せっかくのリップメイクも台無しですよね。
唇の皮膚はとっても繊細。プルプルな唇にするためには、日頃のケアが必要なんです。そこで今回は、自宅でできちゃう安くて簡単な唇ケアの方法をご紹介します!
目次
どうしてすぐガサガサになるの?
そもそも、どうして唇はすぐガサガサになってしまうのでしょうか?理由は唇の皮膚の構造にあります。
唇の皮膚はとってもデリケート
唇の皮膚は、非常に薄くてデリケートです。皮膚が薄いということは、肌を守る角質層も薄いため、どうしても紫外線や乾燥といったダメージを受けやすくなってしまいます。
また、唇の皮膚には皮脂腺や汗腺がほとんどありません。つまり、いくら唇に水分を与えたとしても、それを守る皮脂膜が作られないため、そもそも水分を保つのが難しい部分なのです。
ですので、健康的でプルプルな唇を保つためには、日々の唇ケアがとても大切になってきます。
ついついやってない?ガサガサ唇になる3つのNG行為!
もしかしたら、無意識に唇のガサガサを加速させているかも?!次に、唇をガサガサにしてしまう3つのNG行為をお伝えします。
1.舐める
あなたは唇が乾燥していると感じたとき、ついつい唇を舐めていませんか?唇を舐めたとき、一時的に潤うように感じますが、実はそれは間違いです。
だ液の水分が唇に付くことで、唇の表面の水分は蒸発して奪われてしまうからです。また、だ液に含まれる消化酵素の成分が刺激となり、炎症を起こしてしまうこともあります。
乾燥していると感じたら、舐めずにまずはリップクリームを塗るようにしましょう。
2.皮をめくってしまう
唇が乾燥してガサガサなとき、自分で皮をめくってしまうのもNGです。無理矢理めくってしまうと、唇を傷つけてしまい、炎症や出血の原因になります。
これでは健康的なプルプル唇は作れません。唇がガサガサでどうしても気になる場合は、皮がめくれあがった部分を眉バサミでカットするようにしましょう。
3.ゴシゴシこする
唇の皮膚は薄くてデリケートです。よって、ゴシゴシこする行為もNGです。
よくあるのがリップクリームを1日に何度も塗るという行為。実は、リップクリームの塗りすぎは逆効果になることがあります。
なぜなら、リップクリームを強くこすりつけることで、唇の荒れた部分を刺激してしまい、炎症を起こすことがあるからです。また、唇が本来持っている治癒力を失わせてしまうという可能性もあります。
乾燥を感じたからといって、リップクリームを何度も塗るのはやめましょう。目安としては、1日3~5回程度で十分です。
自宅でできる!簡単・コスパ良し♡プルプル唇を作るケア方法
ではここからは、自宅でできる簡単唇ケアの方法をお伝えします。
はちみつパック
唇のケアには「はちみつ」が効果抜群です。
はちみつには、高い保湿作用やピーリング効果、さらに殺菌・消炎といった効果があるからです。また、浸透性も高く、短時間で唇に潤い成分を与えることができます。
はちみつで唇をパックして、ふっくらとした潤いのある唇を手に入れましょう♪
はちみつパックの手順
- はちみつ(純度の高いもの)をたっぷり唇に乗せる
- 唇をしっかりラップで覆い、5〜10分ほど置く
- ぬるま湯、または、濡らしたコットンで優しく洗い流す
- 保湿剤(ワセリンやリップクリーム)をしっかりと塗る
はちみつを落とすときは、舐めたりこすったりするのはNG。必ずぬるま湯、または塗らしたコットンで優しく落としてくださいね。
唇のくすみが気になる方は、お風呂上りにパックをするのがオススメ。血行が良くなりくすみが抜ける効果もありますよ!
また、パックの時間は必ず守るようにしましょう。必要以上に置いてしまうと、唇に刺激を与えてしまい逆効果になります。
ワセリンパック
ワセリンとは、全身に使える皮膚を保護するための保湿剤のこと。皮膚の表面に膜を作り、水分を逃がさないようにしてくれます。
ワセリンは、唇のケアにもとってもオススメです。薬局やドラッグストアで購入できます。
ワセリンパックの手順
- 蒸しタオルなどで唇を温める
- 唇を覆うようにワセリンを塗る
- ラップをかぶせて5~10分置く
より効果をアップさせたい方は、ワセリンにはちみつを混ぜてもOK!ワセリンとはちみつを1:1の割合で混ぜて、パックしてください。
はちみつを混ぜた場合は、必ず最後に優しく洗い流すようにしてくださいね。
オリーブオイルパック
オリーブオイルは、美容にも使えるアイテムです。人の皮脂に似た成分であることからお肌に優しく、保湿効果や抗酸化作用もあります。
このようなことから、オリーブオイルには唇ケアにも有効です。オリーブオイルは、自宅に置いている方も多く、お金をかけず気軽にリップケアができます。
オリーブオイルパックの手順
- 蒸しタオルなどで唇を温める
- 綿棒を使い、オリーブオイルを唇の縦シワに塗る
- ラップで覆い5分~10分置く
- オリーブオイルを優しく拭き取る
ワセリンと同じく、オリーブオイルもはちみつと混ぜてパックすると効果がアップします。オリーブオイルとはちみつを1:1の割合で混ぜて、はちみつパックの手順を参考にしてパックしてください。
シュガースクラブ
スクラブといえば、塩(ソルト)を想像する方が多いと思います。ですが、唇をケアする場合には砂糖(シュガー)がおすすめです。
砂糖は塩に比べて刺激が少なく、薄くて柔らかい唇のケアに優れているからです。また、砂糖には保湿成分があるため、唇に潤いを与えることもできます。
砂糖の粒で唇をマッサージすることで角質が落ち、潤いのあるツルツルな唇を手に入れられます♪
シュガースクラブの手順
- 砂糖(大さじ1) + オリーブオイルかはちみつ(大さじ1)を用意
- ①をしっかり混ぜ合わせる
- ②を唇に乗せ、1分程度優しくマッサージ
- 優しくコットンでオフしたあと、洗い流す
シュガースクラブを作る場合、砂糖と混ぜるものはお好みで結構ですが、保湿力の高いオリーブオイルかはちみつと混ぜるのがオススメです!ぜひ試してみてくださいね。
そして、シュガースクラブは頻度に注意が必要です。使用しすぎると唇への刺激となり、荒れてしまう原因になります。
頻度としては、週1回程度で行うことをおすすめします。唇に炎症がある場合は、使用しないでくださいね。
リップクリーム選びも重要!
唇ケアには、普段使うリップクリーム選びも重要です。あなたの唇の状態に合ったものを使うようにしましょう。
「医薬品」・「薬用/医薬部外品」・「化粧品」の違いは?
リップクリームといっても、「医薬品」「薬用・医薬部外品」「化粧品」と3タイプあるのはご存知でしたか?それぞれの特徴は以下のようになります。
・医薬品 ・・・ 既に荒れてしまった唇に使用
・薬用・医薬部外品 ・・・ 唇が荒れる前に予防として使用
・化粧品 ・・・ 保湿するためのもの。唇の荒れを予防する効果は低め
「医薬品」のリップは、既に荒れてしまった唇を治すために使うものです。「薬用・医薬部外品」と書かれたリップは、日々の予防として唇が荒れることを防いでくれます。
そして化粧品リップは、保湿効果の高いリップになります。荒れの予防効果としては低めなので、あくまでも保湿目的で使いましょう。
日々の荒れ予防として使うリップは「薬用・医薬部外品」と書かれたリップを選ぶようにしてください。
その中でも保湿力が高いものを選ぶなら、はちみつ・スクワラン・オリーブオイル・ホホバオイル・シアバターといった成分が入っているものがオススメです。
まとめ
自宅でできる安くて簡単な唇ケア方法についてお伝えしました。毎日のメイクが楽しくするためにも、今日から唇のケアをしてみませんか?
ちょっとした手間で見違えるほどプルプルな唇になりますよ♪
コメント