
2020年で40歳になる広末涼子さん、「奇跡のアラフォー」と呼ばれる37歳の深田恭子さん。女優さんって、そうして年齢を重ねても美しいのでしょう?
「芸能人だから、色々お金かけてるんでしょ?」なんて諦めないで、あなたも負けずに若々しい美しさを手に入れましょう!
どうして人は「劣化」してしまうのか?
年齢を重ねると、10代や20代前半に比べると容姿に少なからず現れるのは誰もが同じ。努力をしていないとあっという間におばさんまっしぐらです。
その要因を見ていきましょう。
肌の弾力や潤いの成分が減少するから
肌のハリや弾力を維持する成分である「コラーゲン」は、20歳を過ぎたあたりから著しく減少していきます。その影響で、皮膚が重力によって下に引っ張られ、「たるみ」や「ほうれい線」、「ブルドッグ顔」の原因に繋がります。
また、加齢により私たちの皮膚はより乾燥しやすくなります。それにより、肌の水分保持力も落ち、シワのもとになってしまいます。
加齢により代謝が落ちる
肌の細胞が生まれ変わるターンオーバーは、成人だと約28日周期。しかし、加齢や季節(主に秋冬)によって長くなってしまうというのも、劣化の要因の1つです。
代謝が落ちることで、日焼けで出来てしまったシミや、ニキビ跡の色素沈着がいつまでも残るようになります。
また、カロリーの消費量が落ちて太りやすくもなってしまいます。
紫外線による肌の劣化
加齢により、肌のバリア機能が低下します。つまり、紫外線からのダメージを若い頃以上に受けやすくなるとも言えます。
紫外線を浴びることで、活性酵素(シワやシミなどを作り、肌の老化を加速させる)を増やしてしまい、肌が酸化ストレスを受けて老化しやすくなることが分かっています。
参考サイト:肌老化の原因の8割は紫外線! 知られていない危険と予防対策
出産を経験することで体型が変わる
出産を経験した女性の多くが悩まされているのは、「体型が戻らない」ということです。参道から赤ちゃんが出てくる時、妊娠中からゆるんでいた骨盤は最大限に開きます。さらに、出産後は育児に精一杯で、骨盤矯正なども思うように行えない人も少なくありません。
骨盤が開いているためにお尻が大きくなってしまったり、伸び切ったお腹の皮がたるんでウエストサイズが変わってしまったり……。
これらが、いわゆる「オバサン体型」と呼ばれる悲しい原因です。
劣化を早める要因を知っておこう
劣化を早めてしまう要因は、普段から無意識に行っている生活習慣の中に多く隠されています。「あ、私やっちゃってるかも」と感じたら、』今すぐ改善させましょう。
間食や炭水化物の取り過ぎ
間食の癖や炭水化物の取り過ぎにより、「体の糖化」という現象が起こります。糖質はチョコレートやケーキなどの甘い物や、ご飯やパン、甘味料などに含まれており、普段何気なく口にしていることと思います。
しかし、それらを大量摂取しすぎることによって体内に残ると厄介です。血液中の糖である血中グルコースが、体内のタンパク質と結びつき、AGEと呼ばれる老化促進物質を作り上げてしまうからです。
姿勢が悪い
うつむいた姿勢でスマホを長時間眺めるのが習慣づくと、表情筋が衰えてたるみやほうれい線などの原因にります。
さらにその時、背中の丸まった猫背になっているなら要注意。バスト周辺の筋肉がたるみ、胸が垂れて見える原因になります。
さらに、内蔵が圧迫されることで血液が滞って血色が悪い老け顔に見えたり、腹筋が弱ってお腹が垂れてしまうことにもなります。
体の中の老廃物
便秘などで町内環境が良くない状態にあると、肌あれや代謝ダウンの原因になります。また、全身のリンパや血液が滞ることによって皮下脂肪が貯まってしまい、顔のたるみや二重顎につながります。
それだけでなく、老廃物をため込んでいると体の細胞まで酸化してしまい、結果的に老化を促進させることになってしまうのです。
ストレスをため込むクセ
ストレスが溜まると、自然と笑顔が少なくなります。しかも、歯を食いしばったりしかめっ面をしたりすることが増えると要注意。
眉間や口元にシワが刻まれてしまい、老けるばかりでなく人相まで悪くなってしまいます。
また、ストレスを感じると脳内では、炎症物質と酸化ストレス物質が分泌されるようになっています。
これらは体を錆びさせるため、当然ながら老化も進んでいくということが考えられます。
参考サイト:精神心的なストレスが多いと老化は早くなる!?酸化ストレスと精神的なストレス
顔やボディなどのケアを怠っている
アラサーになると、若い頃以上に頑張らないと、アンチエイジングは難しくなってきます。代謝も落ちて痩せにくくなってくるし、肌のターンオーバーも伸びて、シミも消えにくくなります。
さらに、気を付けていないとたるみやシワなどで、すぐに肌や体に現れます。美しくあり続けたいと思うなら、そのための努力を怠っていてはいけませんよね。
若さを保つ方法や生活習慣は?
生活習慣を変えたり食べ物に気を付けたりすることで、若さ保ち、劣化を防ぐことに繋がっていきます。出来るところから始めてみましょう。
ビタミンEを摂取する
ビタミンEには、抗酸化作用があり、いわゆる老化防止効果も期待できます。
具体的には次のような働きです。
・体の老化を早める活性酵素の害を防ぐ
・末梢血管を広げて血行を良くする
・赤血球の破壊を防ぐ
食材で言えば、アーモンドやアボカド、枝豆や西洋カボチャなどです。普通に食事をしていれば不足することはあまりないので、サプリメントなどによる過剰摂取は気を付けましょう。
参考サイト:ビタミンE|特徴|効果|食材
ゆるい体型カバーの服ばかりを着ない
体型カバーのできるゆるい服は、確かに着心地が良くて楽です。しかし、体型の変化に気付きにくく、気が付いたらお気に入りのGパンのホックが閉まらない体型になっていた!なんてことにもなりかねません。
体のラインに沿う服も時々でいいので着用し、太ってないか、たるんでないかをチェックするよう習慣づけると良いでしょう。
フェイスマッサージなど、セルフケアをしっかりと
エステにはなかなか行けなくても、お風呂上りのセルフケアなら毎日できますよね。ほうれい線予防マッサージや、しっかりとした保湿。
時々、パックなどで少し贅沢なスキンケアをするのも良いでしょう。肌は健康状態を移す鏡でもあり、きちんとケアをすればちゃんと答えてくれます。
日に日にツヤを増していく自分の肌を楽しんでください。
紫外線予防を意識する
肌を劣化させる紫外線。肌を守るためにも、どすっぴんで外出するのは避けた方が良いでしょう。メイクが面倒でも、日焼け止めやBBクリームをサッと塗るようにしましょう。
日差しが強い日にはサングラスをかけたり、帽子をかぶるなどの対策を。
「私はおばさんだから」と口にしない
言葉は言霊です。「私はおばさん」と開き直ってしまえばどんどん若さは失ってしまうし、まわりの人からもおばさんキャラとして扱われてしまいます。
若作りのあまり、痛々しい服装をまとうのは問題ですが、若々しく美しくあろうとする心がけは大事。
年齢にふさわしいファッションやメイク、振舞いなどを心掛けるだけで、少しずつ憧れの女優さんの雰囲気にさえ近づけていけるでしょう。
笑う機会を増やす
若々しい女性は例外なく、笑顔が素敵です。たとえ顔立ちは美しくても、ブスッとした表情のまま笑わない女性は美しくありませんよね。
口角を上げ、しっかりと前を見て、笑顔でいることを心掛けましょう。笑顔は女性を美しく見せるだけではありません。
脳の活性化や免疫力の向上。そのほか自律神経を整えたりガンを予防したりと、良いことだらけです。ぜひ、笑う機会を増やして毎日を生き生きと過ごしましょう。
参考サイト:“笑い”がもたらす 健康効果
人に見られることを意識する
人に見られることがないと、「どうせ誰にも会わないし」と手を抜いてしまいがち。例えば、夏に比べて肌を露出しない冬は、脱毛などが疎かになってしまったりしていませんか?
年齢の出る首筋や手の甲、乾燥しやすい瞼のシワなど、至近距離で話す時に人からは意外と見られています(特に女性から)。
見られることを意識し、「若々しく、美しくいたい」という気持ちを忘れないようにしましょう。
まとめ
美しい女性は、年齢を重ねてもなお、輝いています。生活習慣の見直しやほんの少しの心掛けを継続すること。
若々しくいたいという気持ちを何より大切にし、外側も中身も磨き続けることが大切です。
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