スーパーフードと言われる食べ物はたくさんありますが、「カカオニブ」って聞いたことありますか？あまり馴染みがない方も多いのでは！？
カカオは体に良いと注目されていますが、カカオ豆から外皮と胚芽を取り除いたのがカカオニブです。栄養素が高くきれいになれちゃうそうです。
カカオニブにハマる人続出！そのすごさをご紹介しますね。
「カカオニブ」ってどういう食べ物？
カカオ豆を砕いたあとに皮を取り除き、豆の胚乳部分だけとなったものがカカオニブです。
カカオには、カカオ豆やカカオマス、カカオバターやカカオパウダーなど、加工度合によって呼び名が違います。
・カカオ豆
主に楕円形をしたカカオポッドというカカオの果実のタネ。
・カカオニブ
カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎してから、外皮などを取り除き細かく砕いてチップ状にしたもの。
・カカオマス
カカオ豆の胚乳部分を細かく砕いて焙煎してから固めたもの。
・カカオバター
カカオマスにしたものに含まれる脂肪分を取り出したもの。
・チョコレート
パウダー状にしたカカオマスにカカオバターを練り込んで、砂糖や香料を加えて固めたものです。
チョコレートに使用されるカカオマスやカカオバター、カカオパウダーなどは、カオニブを加工してつくられるので、カカオニブはカカオ丸ごとの栄養成分を摂ることができるのです。
また、カカオニブは手軽にカカオそのままの風味と栄養成分を摂ることができるので、美容と健康のために多くの方から愛されています。
気になるカカオニブの栄養成分
・カカオポリフェノール
抗酸化作用で知られる成分ポリフェノールが豊富。抗酸化作用は活性酸素の働きを抑える作用があります。
・カテキン
強い抗酸化作用をもつカテキンは、血液中のコレステロールの増加を抑える働きや体脂肪を減らす作用や抗菌作用もあります。カカオニブにもたくさん含まれています。
・アナンダミド
カカオニブには、幸福感をもたらす神経伝達物質、アナンダミドという物質がたくさん入っています。リラックス効果もあるそうです。
・不飽和脂肪酸
オメガ9とも呼ばれる健康油としても人気のオリーブオイルなどにも含まれるオレイン酸も含まれています。
・マグネシウム
野菜や果物の摂取量が少なくなると不足しがちな栄養素のひとつで、現代人にとって必須ミネラルの一種です。
その他に、食物繊維・ミネラル・鉄分・亜鉛・銅などの栄養成分も含まれているので、日常生活で不足がちな栄養素を手軽に摂ることができるので、美容や健康維持におすすめの食品なのです。
Chocolate sweet, cocoa and food dessert background
カカオニブにはどんな効果が期待できる？
■カカオニブはダイエットに最適
腸管内の余分な糖や脂肪を排出し、不溶性食物繊維リグニンやポリフェノールで血流を促し、エネルギー代謝を加速させてくれます。さらに、脂肪を分解するカテキンの働きにより、体内に脂肪が蓄積されるのを防いでくれます。
チョコレートは糖分が入っているので、ダイエット中は気になると思いますが、カカオニブは100％カカオなので、ダイエット中に甘いものが食べたい時におすすめです。
■美肌効果も高い
カカオニブには美肌効果に良い成分がたくさん含まれています。ポリフェノールは、老化の原因となる活性酸素を抑えるのでシミ、シワ、たるみ、くすみ対策に有効です。また、肌の新陳代謝を高め、美しい肌作りをサポートしてくれます。
■生活習慣病にも役立つ
抗酸化作用もあるので生活習慣病など病気の予防にも役立ちます。ポリフェノールは悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防する働きがあり、血圧を下がる働きもあるので、心筋梗塞や糖尿病の原因となる高血圧を防ぎます。
カカオニブの食べ方
ほろ苦さとカリっとした食感のカカオニブですが、そのまま食べてOKです！
苦みが苦手な人もいるので、ヨーグルトに入れると手軽に食べられます。
ヨーグルト＋カカオニブ＋果物
ヨーグルト＋カカオニブ＋はちみつ
など、色々アレンジして楽しめますね。
また、グラノーラにプラスして食べるのも簡単です。
パンケーキの生地に入れたり、ホイップと一緒にかけたりと両方とも美味しく食べられます。
まとめ
ダイエットや美肌、健康維持まで体にいいことばかりのカカオニブ。栄養価の高さに驚きですね。
そのまま食べられるので、カバンに入れておけるのはお手軽ですよね。苦みがあるので調味料として使用する人もいるようです。
カカオニブで美容と健康の2つが叶えられるかも！
お値段もそこまで高くないので、毎日の生活にプラスしてみて下さい。
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