私はそんなに重い女?彼を束縛し過ぎてしまう理由と対処法

せっかく彼氏ができても、気が付けば異常なほどに束縛してしまう。今度こそ…と思っても、毎回「お前、重いわ」と同じ理由でフラれてしまう。

そんなマイナスのループにハマっていませんか?その根本原因を探り、恋愛の同じ失敗の繰り返しを断ち切ってしまいましょう!

 

 

いくつ当てはまりますか?彼を束縛してしまう5パターン

 

常にスマホを気にして、彼からの返信が遅いと不安になる

こちらのメッセージに対して、彼からの返事がすぐ欲しい。彼からの返信が遅いと3分置き(ひどくなると数十秒おき)にスマホを確認してしまう。

すぐに返事が無かったり未読スルーだったりすると、「他の女性と浮気しているんじゃないか」「私、彼に嫌われるようなことしたかな?」と、気が気じゃありません。

 

彼に女性の知り合いが居ることが嫌でたまらない

非常に無謀な望みだと分かっていながらも、彼が自分以外の女性と接点を持つことが嫌でたまらない。彼に女友達が存在することも、スマホのメモリーに女性のものがあるのも嫌という感覚を持ちます。

 

自分(あなた自身)のことを何よりも最優先して欲しい

いわゆる「私と仕事と、どちらが大事なの?」とごねる女性像が非常に分かりやすい例ですね。仕事よりも彼の交友関係よりも趣味よりも、とにかく自分を最優先し、特別扱いして欲しい気持ちが強いです。

 

何をするにも彼と一緒がいい

デートだけでは物足りず、四六時中一緒がいい。下手すれば365日一緒に居たいと感じます。愛情に溢れていて一見可愛げがあるようですが、男性は1人で楽しむ趣味も大切にしたがることが多いです。

また、男同士で気兼ねなく楽しみたい時間もあります。それらを尊重せずにずっと一緒に居たがるというのは、少し考えものですね。

 

彼が自分抜きで出かける時、スケジュールを確実に把握しておきたい

相手を束縛しがちな女性は、できるかぎり彼を自分の目の届く範囲で監視しようと必死です。彼が仕事や出張などでやむなく自分抜きで行動せざるを得ない場合、事細かく相手のスケジュールを把握しておかないと不安になります。

また、彼が誰と会い、どこで何をしているかも異常なほど気になる女性は、逐一彼に写メを遅らせて、状況を確認しようとするほどです。

 

 

彼を束縛するとどうなるか?

 

あなたに対する気持ちが冷める

最初はあなたの束縛に優しく応じてくれていても、それが彼の「我慢」の上での優しさであれば、いつか必ず限界がきます。

自分の時間や友人、仕事での信頼を失うほどになってくると、「俺は全てを捨ててまで彼女と居たいのだろうか?」と冷静に考えるようになります。

その結果、「もういい加減にしてくれ」「お前が重すぎてこれ以上は無理」と、彼があなたの元を去っていくことになるでしょう。

 

お互いに共依存状態となることも

彼自身も人付き合いが苦手で友人が少ないタイプであった場合、最初こそ波長は合うかも知れません。

恋人こそが全てで、いつもずっと一緒に居たい。その思いが、やがて2人だけの世界へ彼と一緒に閉じこもるきっかけとなってしまうケースもあります。

他の交友関係に意識が向かないため、「相手を失うと自分は孤独」「相手なしには生きていけない」という極端な思考になっていきます。

このような状態を心理学では「共依存」と言い、まわりに迷惑をかけたり信用を失ったり、大切な人たちが自分のまわりから離れていったりと、悲しい結末になることが多いです。

 

あなたに対して嘘や隠し事が増える

あなたの束縛にストレスを感じながらも、別れるのも面倒。そのような考えを持つ男性は、上手くあなたに嘘をつき、隠し事をしながらあなたと付き合い続ける可能性もあります。

例えば、「仕事」と嘘をついて、仲間内との飲み会に出かける。「実家に顔を出してくる」と嘘をついて、実は浮気相手と一緒に旅行へ出かけていたなど……。

人間は恋愛で悩んでいる時、親身に寄り添ってくれる身近な異性に心を惹かれがちです。もし彼が、あなたの束縛に悩んでいて、その相談を親しい女性にもちかけていたら……?その女性がしっかりと自立していて魅力的で、彼の相談を真剣に聞いてアドバイスをしていたとしたら?

2人の距離がどんどん縮まります。そして彼の気持ちが、相談相手の女性に向き始めるのも、時間の問題です。

 

 

彼を束縛してしまう心理

 

相手から必要とされたい

相手を束縛してしまう代わりに、自分自身も彼から縛られたい。そんな考えを持つ女性も居ます。幼少期に親からしっかりと愛された経験や感覚が無く、相手との親密な関係を求め続けている状態です。

そうすることで、自分の存在価値を探そうとしているわけですが、自分で自分の価値を認められていないため、恋愛で満たそうとするのは到底不可能。

必要以上に相手に尽くしてしまったり、相手の思うように自分を変えようと必死になったり……。結局、苦しさが心のどこかに残ります。

 

見捨てられるのが怖い

「自分は嫌われやすい」「こんな自分を好きになってくれる人なんて、なかなかいないはず」。自己肯定感の低い女性は、このような認知のゆがみを持ちやすいです。

恋愛となると、彼のことは「やっと出会えた、心から甘えられる人」といった存在になります。束縛しがちな女性は、一度心を許した恋人には、まるで子供のようにわがまま全開になります。

それがもし、実の親であれば、「いくらわがままを言おうが、やっぱり自分の可愛い娘」という感覚で育ててくれますよね。

しかし、子どもの頃にわがままを言えなかった場合。もしくは、駄々をこねると育ててもらえなくなるんじゃないかという恐怖を持ったままだと、恋愛に支障をきたすようになります。

相手がどこにも行かないよう、あの手この手で縛り付けたくなってしまうということです。

 

自分だけを特別扱いして欲しい

自分を、他の女友達とは完全に区別して、特別扱いして欲しい。それは、誰もが抱く自然な感情と言えるでしょう。

しかし、彼が女性の芸能人や店員を褒めることにすら心が大きくざわついて、激しく嫉妬し、自分以外の女性との接点を一切断って欲しいなどといった要求をするのは考えもの(心の中で思うだけでなく、実際に詰め寄るほどになるとかなり重症です)。

これらは自己愛と承認欲求の現れであり、本来なら幼少期に親からの愛情で満たされなければならなかったもの。

例えば子どものころに、下の兄弟ばかりが可愛がられて、自分にあまり関心を持ってもらえなかった。

また、親の関心を引きたくて勉強やお手伝いを頑張ったのに、親から褒めてもらえなかった。そんな経験を繰り返してきた女性が陥りやすい心理状態と言えます。

 

 

束縛グセを直したい!対処法

 

彼を自分の所有物だと思わないようにする

彼とあなたはお互いが独立した別の人間であり、彼にもあなたにもそれぞれの時間や日常、事情や価値観があります。

彼を操り人形のように自分の手元に置いておくのはまず不可能だということを自覚し、冷静になれた時に心の中で再確認する癖をつけましょう。

 

依存先を他にも作る

彼を束縛してしまう女性は、彼に対する執着が非常に強いとも言えます。そうすると必然的に彼へ依存するようになり、相手の負担も大きくなります。

そこで、心の依存先を他にも作ることをおすすめします。習い事や趣味、新しいコミュニティに身を置いて、交友関係を広げるなど……。

要は、「彼と会えない時、一緒に居られない時は何をして楽しもうかな?」という感覚を持ち、出来そうなことを探してみてください。執着を分散させることで少しずつ心にも余裕ができ、彼を束縛する手を緩めていけるでしょう。

 

気持ちを文章や詩にしてみる

文章を書くことが嫌いでなければ、ブログや詩を書いてみることも良い方法です。彼を縛りそうになった時、彼からの連絡が無くて落ち着かない時に、その思いを吐き出すつもりで書き綴ってみましょう。

後で読み返すと、自分がどうして取り乱してしまったのか?何が不安で彼を縛ってしまうのか?ヒントが見えてくるかも知れません。

 

束縛したい理由と向き合い、感情を認める

感情解放のワークとして、コーチングやセラピーにも使われる方法です。具体的に説明をすると以下の通りです。

1.ノートとペンを用意する

2.今、一番悩んでいることを書く

3.どうしてそのような言動をとってしまうのか?どうしてそう感じてしまうのか?理由を1つ1つ書いていってみる

 

ここまでくると、「彼が離れていってしまうのが嫌」「愛されたいし必要とされたい」といった思いが次々に溢れてくると思います。

 

4.その思いに対し、自分で声をかけてあげてください。「彼が離れてしまうと悲しいよね」「誰も自分のことを愛してくれない気がして寂しいよね」「大好きって言いながら、思い切り抱きしめて欲しいよね」といった感じです。

 

3と4を、心の中の不安要素やマイナスの感情が無くなるまで繰り返します。1回では上手くいかなくても、少しずつ自分の気持ちに寄り添えるようになります。

束縛してしまう原因は、そういった心の隙間を埋めようとしてしまうため。感情解放は、とても大事な作業なのです。

 

 

まとめ

 

恋愛をすると、いつも彼を束縛してしまい、「お前が重い」とフラれてしまうあなたへ。自分の心と向き合い、どういったものに欠乏感を抱いているのかを見付けることで、激しい束縛も徐々に改善されていくことでしょう。

そして、どんな時にもあなたから離れず、そばに居てくれるのは彼ではなく、あなた自身です。マイナスな感情が湧いてきたらぜひ、自分の気持ちを否定せずに寄り添ってくださいね。

 

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