それって、お金の無駄遣い?お金を上手に貯める5つの方法

お金を貯めたい。金銭面での余裕が欲しい。それは、誰もが思っていることなのではないでしょうか?そう思いつつも無駄遣いをしてしまう理由や対処法を紹介していきます。

実はお金の使い方って、心理的な要因が大きく関わっています。「必要以上にお金をつぎ込んでいないかな?」「これ、本当に私の欲しいものだっけ?」

そんな疑問を持ち、1つ1つ見直していきましょう。

 

お金の無駄遣いをしやすい状況は?

お金の無駄遣いをしてしまいがちな状況をピックアップしてみました。しっかり意識しておくことで、「今、お金を使うなら気を付けないと!」と、心にブレーキをかけることができます。

 

ストレスが溜まっている時

ストレスが溜まっている時は、衝動買いの危険性が非常に高いです。ちょっとお高い化粧品や洋服、バッグを思い切って変えた瞬間こそは、一時的にすっきりとした気分を味わえるかも知れません。

しかし、問題はその後です。とりあえず買ったものの、タグの付いたままの洋服に袖を通さぬまま、タンスの肥やしになってしまう。

勢いで買った本も結局読まずに、本棚にしまわれたまま…。よくよく考えれば、「何でこんなものを買ってしまったんだろう?」と思うものばかりで、後悔してしまうこともあるでしょう。

 

空腹の時

空腹時にスーパーやパン屋、飲食店などへ行くなら要注意!どれも美味しそうに見えてしまい、余計なお金をかけてしまう危険性が高いです。

例えばパン屋だと、一度に食べられもしない数のパンをトレーに乗せてしまう。コンビニやスーパーだったら、主食やデザート、お菓子に甘いドリンクなど、予定に無いものを買ってしまうなどです。

 

では、筆者の学生時代の友人の話を例に挙げてみましょう。彼女は毎日手作りのお弁当を持参していたのですが、ダイエットのためにご飯を一切弁当箱に入れなくなり、おかずのみを食べるようになりました。

 

ところが、やはりミニサイズのお弁当箱におかずだけだと物足りなかったらしく、学校の近くのコンビニでカップスープを買うようになりました。

 

コーンスープにはるさめスープ。種類もたくさんあるし美味しいし、ご飯をスープに変えたことでカロリーも抑えられましたが、毎日200円近くの出費と引き換えでした(しかも、コンビニは定価なのでスーパーと比べると値段も高くなる)。

 

小さな出費の積み重ねでも、注意が必要です。

 

まわりの友人が一斉に同じ物を購入した時

例えば周りの友人が「ねぇ、アイス食べようよ!」「いいねいいね〜!」という流れになった場合、みんなに合わせて、食べたくもないアイスをしぶしぶと購入するはめになった…。なんて経験はありませんか?

その場のノリや空気はもちろん大事ですが、自分の気持ちはそれ以上に大事。それにも関わらず、「みんなと同じ出なければならない」「まわりに合わせなければいけない」という心理がついつい働いてしまうのが、日本人特有の悲しい性(さが)です。

 

Instagramを華やかにしたくて…

自己表現のためのSNSが、いつしかリア充アピール合戦に巻き込まれてしまっていることも考えられます。

「インスタ映えしそうだから」と、ボリューミーなメニューやカラフルなスイーツを買ったり、少しでも自分を良く見せたくて、身の丈に合わないようなブランド物を身につけてみたり。

インスタ映えフードが流行る今、写真を撮ったら食べ残しを平気で捨てる人も居るということが問題視されています。

途中までかじられたチーズハットクや、飲み残しのタピオカドリンクを捨てることは、地球にも悪いしお金の無駄です。

 

余談ですが、今各店舗で行列を作っているタピオカドリンクは、原価50円程だと言われています。それを400円以上で買わされていることを自覚し、「ぼったくられてたまるか」という気持ちを自分に起こすというのも、1つの節約方法です。

 

また、「タピオカを毎日飲んで太った」「タピ活をした結果腸閉塞になった」などという話もちらほら聞くため、タピオカドリンクの飲みすぎには注意が必要です。

 

好きな男性やセミナー講師に陶酔している時

ホストに貢いで借金を抱えて…という話は、ドラマや漫画の世界だけではありません。イケメンに甘い言葉をかけてもらえる喜びを味わいたいのは分かりますが、すべてを犠牲にしてまでつぎ込むのは身の破滅になりかねません。

 

また、自身の成長のために、セミナーやコンサルへ投資する場合にも注意が必要です。講師をカリスマのように崇めるようになってしまうと、その人がプロデュースするパワーストーンやウィッシュオイル、高額な個人セッションなど、気が付けば大金を費やしていた…なんてこともあり得ます。

 

依存体質であることを自覚しているなら、自分にとって価値のある投資であるかどうかを、時間をかけて見極める必要があります。

 

店員に言いくるめられて…

ブティックで服を見ていると店員が近づいてきて、「お客様に絶対お似合いですよ!」エステや美容室で「オプションで〇〇も追加できますよ」

などと言われたことは、誰しも一度くらいはあるのではないでしょうか?

 

優柔不断な人は「どうしようかな〜?」と迷っているうちにどんどん言いくるめられ、」予定外のお金を使うはめになることもしばしば。

 

特に、グルメの出店ブースには要注意です。「お姉さん、これ味見してみてよ!」と、あれやこれやと試食品を出してくる店員も居ます(実は計算だったりします)。

 

しっかり味わった頃には買い手側に、「これだけタダでもらったんだし、買っても良いんじゃないかな?」という、返報性の心理が働いてしまいます(何かしてもらったから、お返しをしなきゃ!と思う心理)。

押しに弱い人ほど、気を付けなければなりません。

 

気分や運気が落ちている時

気分が落ちている時やメンタルが不調の時には、気分を上げるためにあれこれお金を使ってしまう可能性が高くなります。

息抜きのつもりでカフェに寄ったとしたら、コーヒー1杯に600円程のお金を使ってしまう。

また、スピリチュアル系のセミナー講師によっては、「お金を自分の気分が上がることに使いましょう」「お金を抱え込まずに循環させることで、もっと大きくなって返ってくる」というようなことを言う場合があります。

 

弱っている時には冷静な判断ができず、それらを信じてしまいがちです。しかし、欲望のままに身の丈に合わない出費を繰り返していたら、当然ながらお金は無くなります。

「ちょっと高いけど、まぁいっか」という思いがよぎったら、まずは深呼吸。気分やメンタル、運気の悪さを、お金で手っ取り早く解決しようとするのはおすすめしません。

 

ストレスフリーにお金を貯める方法&考え方

節約にこだわって我慢ばかりしたり、毎回お金のことばかりを気にしていたら、かえってフラストレーションが溜まってしまいます。

ストレスフリーに工夫する方法や考え方を知っておくことで、貯蓄上手になってしまいましょう。

 

消耗品は、安い店をリサーチする

化粧品や生理用品、目薬やコンタクトの駅など、女性の生活用品は消耗品だらけです。かといって、安いばかりで質を二の次にしてしまうと、安物買いの銭失いになってしまいます。

例えば、安さにこだわった某3流メーカーの食器洗い潜在は、大量に噴射しないと泡立ちません(当然、汚れも落ちにくい)。

 

そこでおすすめなのは、「化粧品は〇〇店が安い」「仕事で使う文房具は100円ショップで充分」など、安く売っている店をしっかりリサーチしておくことです。

スーパーやドラッグストアなどの広告のチラシは、こまめにチェックしましょう。毎日使うものなら、安売りセールの時などにまとめ買いするのも1つの方法です。

 

コンビニで必要なものを買ったら、さっさと店を出る

コンビニは飲み物やお菓子なども定価で販売しているため、同じものを買うならできるだけスーパーやドラッグストアなどを利用したいもの。

しかし、やむを得ずコンビニを利用するなら「必要なものを買ったら、さっさと店を出る」というくらいの気持ちでいましょう。

 

コンビニは誘惑の宝庫とも言えます。滞在時間が長ければ長いほど、余計なものにお金を使ってしまいやすくなります。

いわゆる「ついで買い」が、その典型例でしょう。公共料金を払ったついでにお菓子を買う。お弁当だけ買いに来たけど、美味しそうなスイーツが目に留まってしまった…などです。

さらに工夫を加えるなら、コンビニではカゴを使わないことです。手で商品を直で持っている時より、持てる物が多くなります。

つまり、購買意欲が高まってしまうという心理にスイッチが入りやすくなってしまいます。

 

外で飲み物を買うくせを直す

今流行りの片手ドリンク。スタバのコーヒー片手に颯爽と歩く女性は、確かにかっこよく見えますよね。

しかし外で飲み物を買う癖がついてしまうと、気が付いたら相当な出費になってしまうのも時間の問題。

特にスタバは、一番安いドリップコーヒーでも約300円。期間限定のフラッペチーノなら約600円です(しかもカロリーまで高い!)。

最近はコンビニでもおしゃれなコーヒーが100円程で販売されていますが、毎日買ったとすると1か月で3000円の出費です。

そう考えると、生活に絶対必要というわけではない分、最も削る余地のある部分なのではないでしょうか?

買う回数を減らしたり、家で淹れたコーヒーを可愛いタンブラーに入れて持ち歩いたりするなど、工夫1つで節約が可能です。

 

「自分へのご褒美」は1つまで。金額も決めておく

毎日頑張っている自分にご褒美を与えるのは、決して悪いことではありません。スイーツ、好きなアーティストのコンサートやイベントの参加、欲しかった服や靴、美容室やエステなど。

たまに味わう贅沢は、日常のモチベーションを上げてくれるという意味合いも持ちます。しかし、自分を甘やかしてご褒美を与えすぎると、当然ながら出費がかさみます。

そのような事態を防ぐためにも、「自分へのご褒美は1つまで」「ご褒美に使う金額はいくらまで」といった上限を定めておくことをおすすめします。

 

「あれもいいな」「これも欲しいな」といった気持ちのブレを防ぎ、後で余計な出費のために後悔しないようにするためにも、ぜひ実践したい技ですね。

 

ランチや飲み会も断る勇気を持つ

誘われるまま、ランチや飲み会にしょっちゅう参加していると、お金なんていくらあっても足りません。

ましてや、自分の身の丈に合わない店でのランチ会などが続くことで、精神的な負担も徐々に膨らんでいく可能性もあります。

ランチや飲み会も、時には断る勇気を持つこと。「正直、飲み会が苦手」と感じているならなおのこと。

行きたくもない飲み会に3000円も払い、疲れて帰ってくるなら、そのお金を自分のために使うか、節約して貯蓄するかなどした方がよっぽど効率的だと言えるのではないでしょうか?

 

 

まとめ

見直してみると、余計な出費はあちらこちらに潜んでいることが分かるはずです。まずは、無駄遣いをしやすい状況下での買い物をなるべく避けること。

そして、生活に必ずしも必要でないものなら、買う前に一呼吸おいて考えるようにしましょう。

ひたすら我慢してケチるのではなく、工夫しながら楽しくお金を貯めること。それが、ストレスフリーに節約生活を続けられる1番のコツです。

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