冷え性の悩みを抱えている女性は多いですよね。人間の理想の体温は36.5℃前後と言われていますが、現代人は平熱が35℃台の低体温の人が増えているそうです。
冷え症はさまざまな身体の不調を引き起こしてしまうので、今から温活をはじめて寒い冬を楽に過ごせるように温活しましょう！
目次
温活って何をすればいいの？
適正な体温まで基礎体温を上げる活動のことを「温活」と言います。
温活は冬に限定してするという話ではありません。夏はエアコンで冷えてしまったり、冷たい飲み物を飲みすぎたり、薄着をしたりしていて体が冷えてしまっています。
夏にも対策が必要ですが、油断して怠りがちですよね。夏から冷えてしまった体をさまざまな方法で温めていきましょう！
お腹を温める
お腹を温めると臓器の働きが活発になり、全身に温かい血液を送ることができるそうです。日中も寝る時も季節を問わず身につけると良いそうですよ。
冬はウール、夏はコットンなど素材やデザインなどを選んで楽しんでみましょう。
首元を温める
3つの首「首・手首・足首」を３つの首を冷やさないよう温めましょう。
「首」のまわりの皮膚は薄く、太い動脈が皮膚に近いところにあります。そのため、気温の影響を受けやすく冷えを感じやすいので、「首」が冷えると冷たい血液が全身へ流れ体全体が冷えてしまうのです。また、襟、袖、裾の隙間からは冷気が侵入しやすいので冷えやすくなります。
3つの首を温めることで血行がよくなり、全身に温かい血液を送ることができるそうです。
冷え対策グッズを利用しよう
・冷え取り靴下
・腹巻き
・毛糸のパンツ
・マフラー・ネックウォーマー
・レッグウォーマー
・アームウォーマー
・湯たんぽ
筋トレで代謝アップ
筋肉には血液を送り出す働きがあり、筋肉量が増えるほど体のすみずみまで血液が行き渡るので、体が温まるのです。体温が上がると基礎代謝もアップしダイエット効果にもつながりますよ。
筋肉を効率よくつける方法は、下半身を鍛えること！太ももやふくらはぎ、お尻などを意識して鍛えると体全体の筋肉量がアップします。腹式呼吸をするだけでも体幹を鍛えられるそうです。
しっかり筋トレしたい方にはスクワットがおすすめです！
体を温める食材を取り入れる
食べ物には体を冷やす食材や温める食材があります。目安は冬が旬の物、寒冷地で育った物、地中で育つ、暖色系で水分が少ない物です。次の食べ物は体を温めます。
ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、漬物、 鮭、カニ、卵、黒豆、しょうゆ、シナモン、赤身の肉や魚、玄米、そば など。
みそ、納豆、キムチなどの発酵食品も体を温めます。
次の食べ物（夏が旬、南国育ち、地上で育つ、寒色系、水分が多い。）は体を冷やすので、できれば避けるようにすることをお勧めします。
トマト、キュウリ、キャベツ、レタス、ナス、タケノコ、ほうれん草、小松菜、スイカ、ナシ、メロンなど。
また、コーヒーや緑茶は体温を下げるので、飲みすぎには注意が必要です。美容には白湯は良いのですが、体の中まで温まらないのであまりおすすめできないそうです。
岩盤浴＆岩盤ヨガや酵素浴で発汗
岩盤浴は遠赤外線の効果があると言われていて、体の芯からまんべんなく温めることができます。効果的に汗をかくことで、汗腺の働きを整え自律神経の働きを促進することができます。
ブラックシリカを使用している岩盤浴であれば、ブラックシリカから発生するマイナスイオンが血中成分に働きかけ、相乗効果で効率よく発汗できるといいます。
ただ、温まるだけでなく、岩盤の中でヨガをするとさらに代謝がアップし温まりやすい体になるそうです。
酵素浴は、主に檜のおがくずや米ぬかを利用し、天然素材の植物原料を自然エネルギーのみで温める温浴のこと。
酵素の力で天然発酵し、熱を帯びる発酵熱は約50～80度にまで上がります。内臓から足先の末端までまんべんなく温め、驚くほど汗が噴き出ます。
酵素浴は全身をおがくずや薬草などのパウダーで覆うので、岩盤浴より短期間で発汗できるそうですよ。
生活の中で体温を上げる最も簡単な方法は、湯船につかること。じんわり汗をかくぐらいの熱さの温度で、気持ちいいと感じられる程度の時間でつかると良いそうです。じわっと汗がでると、体温は約1℃上昇するそうです。
おわりに
生活習慣をちょっと工夫するだけで、体温を上げることができますね。体が冷えていると病気のリスクが高まるので、冷えでお悩みの方はできることからチャレンジして、温活効果を高める生活習慣を心がけてみましょう。習慣化することが大事ですよ！
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