水をたくさん飲めばキレイになるのは本当か?

「キレイになりたければ1日最低でも2リットルの水を飲みなさい」

こんなフレーズ、どこかで聞いたことがあると思います。

これって、本当にそうなのか疑問に感じたことはありませんか?

なので、この言葉のウラを取ってみることにしました。

よかったらお付き合いくださいね(^^)

 

 

肌にどんなメリットがあるの?

みずみずしい肌を作るには、水分は不可欠な要素です。

なぜなら、人間の身体の半分以上が水分で占められているから。

耳にしたこともあるかと思いますが、成人では身体全体の60%、

子供は約80%となっています。

つまり水分が多いほど、潤いがあるわけです。

 

ところがこの水分量、一定ではなく年と共に、どんどん減っていきます。

内側の水分が少なくなると、美肌にも黄色信号がともります。

こうなると、いくら化粧品で外側からケアしても、なかなか肌の状態が

上がってこないのです。

 

ですから、体内の水分を保持するためにも「水を飲む」ことは

とても重要なのです。

キチンと水分摂取が行われていれば、ターンオーバーもスムーズです。

なぜなら、古い角質細胞が剥がれ落ち、新しい細胞を保護するためには、

絶対に水分の力が必要だからです。

 

また、肌のバリア機能にも水分は大きな効果を発揮します。

水分がシッカリ行き渡った肌は、乾燥にも負けませんが、脱水気味の

肌はクスミが生じます。

例えば、お酒をたくさん飲んだ翌朝は、たいてい肌色が悪く、ゲッソリ

していますよね?

これが、まさに脱水が起きている状態なのです。

 

 

水分が身体に及ぼす影響は?

水を飲むことにより、私達の体内ではどんなことが起きているのか?

具体的に説明していきますね!

 

酸素や栄養を運ぶトラック

体中を巡る水は約2.5ℓと言われています。

そのうち、唾液、胃液など消化液に使用されたり、尿として老廃物を

体外に排出するためにも使われます。

 

体温調節機能

人間は、たえず水分を蒸発させ、その気化熱により体温の調節を

はかっています。

その量は、1日あたり800~900ml、もちろん汗をかかない冬でも

水分は失われています。

 

老廃物の除去

尿を作って、溜まった老廃物を洗い流す効果があります。

そして、女性のお悩み№1ともいえる便秘解消にも深くかかわっています。

水分不足だと便がカチカチになって便秘を引き起こすことがよくあります。

スムーズに排便するためにもシッカリ水を飲みましょう。

 

骨を丈夫に

カルシウムが多く含まれる水を飲むことで、骨にも成分が吸収されます。

食べ物だとなかなか大変なカルシウム摂取ですが、水なら簡単ですね。

 

むくみ解消

よく水を飲むとムクむ、と誤解されている方も多いようですが、

実はその逆なのです。

むくみは体内の水循環が滞りことで引き起こされるもの。

水を飲んで、循環を正常に整えてあげれば、むくみも徐々に解消されていきます。

 

疲労回復

水分不足の血液がいわゆるドロドロ血です。

こうなると当然、血流が悪くなるので、疲れやすく、また

疲れがなかなか抜けない、といった症状が出てきます。

水分をタップリ含んだサラサラ血なら、栄養も素早く運んでくれるうえ、

老廃物も速やかに体外へ排出してくれますよ。

 

 

美容にいい摂取の仕方

水を飲むことが美容と健康につながることは分かるけど、いつ、

どんなタイミングで飲めば効果的なのか?

そのポイントをご紹介します

 

1日の理想的な摂取量は?

約1.5ℓで充分です。

これは「水を飲む」行為以外にも、食事からも水分が

摂れるからです。

逆に大量の水を飲むことで「水中毒」といわれる症状が出る場合が

あります。

内臓に負担をかけたり、体内のナトリウム濃度が極端に薄まると、

最悪、命の危険にさらされるケースもあるので、飲みすぎには気を

付けましょう。

 

飲むタイミング

代表的な飲むタイミングは4つあります。

1・朝おきたとき

2・スポーツする時

3・入浴時

4・就寝前

これ以外にもポイントがあります。

単純に喉が渇いた、目や唇が乾燥する、こんなときも水分が不足している

サインです。

ひとくちでいいので、こまめに水を飲むよう心がけましょう。

 

必ず常温で

冷たい水を一気に飲むのも美味しいですが、美容の面からは避けたい

ところです。

内臓が冷えたり血流が悪くなりますので、ムクミや肌のクスミが

起こります。

 

 

水の種類を使い分ける

 

軟水 

私達、日本人が飲みやすいのは軟水です。

カルシウム、マグネシウムが適度に含まれており、体内に吸収されやすい

のは軟水です。

また、味もまろやかで日常的に飲むには軟水が適しています。

 

硬水

ヨーロッパ原産のミネラルウォーターは硬水が多いです。

マグネシウムが大量に含まれています。

ここで、ちょっとしたクイズ。

市販の便秘薬に必ず入っている成分、分かりますか?

 

そう、このマグネシウムなんです。

ということは、硬水は便秘にとても効果的。

ただ、大量に飲むとお腹が緩くなり下痢になることもあります。

また、ミネラルを多く含むので飲みすぎは、体内のミネラルバランスに

影響を及ぼす可能性もあります。

なので、便秘気味のときだけコントレックスを飲む、など使い分けた

方が良いでしょう。

ちなみに苦味、塩味を感じる方も多いので、味はスキ嫌いが分かれる

ところです。

 

2リットル説の真意とは

モデルクラブや、ミスユニバース候補のマネージャーは、

今でも「2ℓの水を飲みなさい」と指導しているケースは多いようです。

 

つまり、水を飲むことが「美肌」「新陳代謝を活発化」「ダイエット」

これらに効果をもたらすことをよく理解しているからですね。

 

モデルやミス候補は、背も高く体力も必要とされるため、2ℓが

推奨されているのでは?と推測されます。

 

また、人が汗、呼吸、排泄などで1日におよそ2.3ℓほどの水分を

失うため、1日2ℓ必要説が生まれたとも言われています。

 

 

まとめ

私達は、水がないと生きていけません。

それほど身近な存在である水。

 

適量を守って飲めば、美容と健康にも良い影響がたくさんあります!

スーパーやコンビニでも様々なタイプが売られていますよね。

 

甘いジュースを買うより、お水を買って美肌&健康を目指していきましょう♪

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