
おしゃれな人が上手に取り入れる「差し色」。
ファッション初心者の場合「差し色」を使うとおしゃれなのは知っているけど、「どうやって自分のコーディネートに取り入れればいいのかわからない・・・」という方も多いのではないでしょうか。
差し色は、ちょっとしたポイントを押さえることで、初心者でも簡単に取り入れることができます。
この記事では、初心者でもできる上手な差し色の取り入れ方について説明します。差し色を使いこなしていつものコーデをワンランクアップさせちゃいましょう♪
目次
差し色とは?
そもそも、「差し色」とは何のことでしょうか? 差し色の意味についてお伝えします。
差し色とは、
“全体のコーデの色に対し、アクセントとなるような目立つ色を配置すること”
たとえば、全身が黒のコーディネートに対し、靴だけ明るいピンクのパンプスを履いている場合「ピンクのパンプスが差し色になっている」ということができます。
男性であれば、紺のスーツに明るい赤のネクタイをつけている場合「赤のネクタイが差し色になっている」ということができます。
このように、差し色とは、全身のコーディネートのポイントとしてアクセントとなるような色を取り入れることを言うんですね。
差し色を取り入れる4つのポイント
差し色を取り入れるといっても、むやみやたらに明るい色の物を身に付ければいいというわけではありません。
差し色を上手に取り入れるには、ちょっとしたコツがあります。
初心者の方は、次に紹介する4つのポイントを抑えたうえで、差し色に挑戦してみてくださいね。
ベースカラーは落ち着いた色でまとめる
差し色を入れる基本として、まずは全体のコーディネートの色となるベースカラーは落ち着いた色で統一することです。
たとえば、白や黒のモノトーン系、ブラウン、ネイビー、ベージュといったように、ベースカラーは落ち着いた色にします。
ベースカラーに多くの色が使われていると、どれが差し色なのかわからなくなってしまいます。全身の色は目立たない色にして、より差し色が目立つようにしましょう。
差し色は1色が基本
基本的に差し色は1色にしてください。
差し色が2色以上あると、アクセントとなる色がバラバラになることで統一感がなくなるうえ、差し色を使ったときのおしゃれ感が無くなってしまいます。
おしゃれ上級者になると、差し色にも複数の色を上手に使う人もいますが、初めのうちは1色だけにすることをおすすめします。
差し色は目立つ色にする
差し色にする色は、思い切って目立つ色を選びましょう。
たとえば、明るめの赤、ピンク、黄色、オレンジ、水色といったように、すぐに目につく色にしてください。
暗めのブルーやグリーン、パープルのような色は、ベースカラーに埋もれてしまい、差し色としての役割を果たすことができません。
また、使う差し色は、ベースカラーに合う色にすることも心掛けましょう。
差し色は全体の3割以下に
前述したように、差し色はあくまでも全身のコーディネートにアクセントをつけるものです。よって、全身のコーディネートの中に、差し色の面積を大きく取ってはいけません。
たとえば、アウターを明るい赤にして、それ以外は黒というコーディネートをした場合、アウターの赤は差し色とは言いません。この場合は、赤を主役にしたコーディネートとなります。
差し色を使う割合としては、全身の3割以下を目安にしましょう。
全身のコーディネートの中に差し色のアイテムを2つ以上使う場合にも、差し色の割合は全体の3割以下にすることを意識してください。
差し色を取り入れやすいアイテムとは?
次に、差し色として取り入れやすいアイテムを紹介します。
以下に紹介するアイテムに差し色を入れることで、ファッション初心者でも簡単におしゃれになることができますよ。
バッグ
バッグは差し色として、最も取り入れやすいアイテムです。全身を落ち着いた色で統一し、バッグは目を引く明るいものにします。
綺麗目ファッションの場合は、小さめのバックにするとより上品でおしゃれな雰囲気を出すことができます。
カジュアルファッションであれば、リュックに差し色をいれるとおしゃれでかわいらしい雰囲気を出すことができますよ。
靴
靴は全身の中で占める面積が少なく、差し色として使うにはとても良いアイテムです。
綺麗目ファッションの場合は、パンプスやハイヒールを明るい色にして、全身を落ち着いた色でまとめます。
カジュアルファッションの場合は、スニーカーを明るい色にするとおしゃれ感を出すことができます。
また、靴を差し色にした場合、その差し色をファッションのどこかにリンクさせて使うのもおすすめです。
たとえば、赤い靴を履いているなら、持っているカバンを赤にしたり、ベルトを赤にしたりするとよりおしゃれ感が出ていいですよ♪
靴下
カジュアルファッションの場合、靴下に差し色を入れることでおしゃれ度がアップします。
ただし、靴下の場合は使う色によって子供っぽさが出てしまうので注意が必要です。
靴下に差し色を入れる場合は、ワインレッドやブルー、パープルなど大人っぽい色がおすすめです。
ピンクやオレンジといったかわいらしい色は、子供っぽさが出てしまうので避けたほうがいいでしょう。
インナー
インナーとは、ジャケットやコートの中に着るニットやシャツ、Tシャツなどのことです。
寒い時期は、コートの中に着るインナーに明るい色の差し色を使うことで、コーデにメリハリがつきおしゃれ感を出すことができます。
冬はどうしても全身暗めのコーディネートになりがちです。インナーに明るい色を着ることで、おしゃれ感も出るうえに明るい気分になれるのでおすすめですよ♪
小物
帽子、ベルト、アクセサリー、スカーフ、マフラーといった、細々とした小物も差し色に使うアイテムとしておすすめです。
小物はコーディネート全体に占める割合が低いので、差し色としてとても使いやすいアイテムになります。
また、小物は他の人と被ることが少ないので、自分だけのおしゃれを楽しむこともできます。
前述した、バック、靴、靴下、インナーどれかに差し色を入れた場青、もう一つの差し色を小物にすると、より上級者の差し色使いができるようになります。
このとき、あくまでも差し色の割合は全体の3割以下になるように注意してくださいね。
まとめ
初心者でも取り入れやすい差し色の使い方についてお伝えしました。
ファッションにおける色使いは、初心者にとって難しいと感じられやすいです。ですが、今回お伝えしたポイントを意識すれば、誰でも簡単に「差し色」にチャレンジすることができます。
普段のファッションに差し色を取り入れて、おしゃれの一歩を踏み出しましょう。初心者は少ない面積から差し色にトライしてみるのが良いですよ♪
コメント